最近の記事を読んで思うこと

ウクライナとロシアの戦争に関して日本では何故あんなに日本人同士が戦いを繰り返しているのか。
連日そのサイトでも論争の記事ばかりだ。
戦争に良いも悪いも無いだろう。

此処カナダでは、カナダ軍が出兵しているから我々の税金の一部が使われているわけだし、ロシアに対して大きな制裁を行なっているのは欧州や北米がメインであり、それに因ってロシアを困窮化させているのは、上空の飛行も許さない欧州や北米の強い方策によるもので、我が子たちの各職場でも、欧州や北米の方針に従って実際にロシアに対して制裁を与え、直接行動しながら世界の平和を取り戻そうとしている。

その点、日本は我々から見るとほんの口先だけのことで、日本は国として直接あまりロシア制裁とも関係無いし、あっても米欧とは比べにならないほどの少なさだし、国土の広さや規模も欧州や北米とは全く違う。
それなのにあの論争の数々、やれロシアが悪い、いやウクライナが悪いと大騒ぎだ。

更に米欧では、各諸国内に暮らすロシア系やウクライナ系の人々を保護し、ウクライナ系の人々に対しては、彼らの家族呼び寄せを優先させたり、近場の国々では難民となったウクライナの人たちの滞在場所などを作り、先ずは受け入れをなんとかしようと動き出している。

国内で限の無い論争を繰り返すより、先ずは何十万人とウクライナから国外に出て難民となってしまった人たちを助けることを先ず優先させることからではないのか。

今回に限らず、日本のたちは先ず自分たちで争うことから始めるのが第一の特徴。
戦争とはちょっと離れるが、例えば記事などにしても「○○な人は嫌われる」「○○な人は出世しない」「○○な人は貧乏になる」などと先ずは人を攻撃することから始まる。
人に対して自分の考えを押し付け、同調することを促す、そんな感じがしてならない。
あんな風にああしてダメこうしてダメの社会的風潮や国民性は、私が日本を離れた時から全く変わらず。
ほとほと情けなくなる。

と、思いきや、この今の時代に、いきなり「美人だ」「美し過ぎる」などとむやみやたらに人の外見を評価したりするから、いったい何を考えているのか、時代遅れも甚だしい記事も日本にはまだまだ多く、読んでいて心底恥ずかしく思う。

米欧での記事で、そうやって個別的に人を攻撃したり外見云々に触れる内容はゼロに等しい。
個人的に攻撃することはあってもそれはそれなりの理由があるからで、日本人の場合は理由もはっきりしないのに、とにかく漠然と人を虐める、見下げる、攻撃するのが特徴だ。

人と人はお互いに蔑んだり戦ったりするために存在しているわけでは無い。
といって、助け合いといっても、日本人の場合はなんかこう視点がズレてるというか、何を言わんとしているのか何をしたいのか、日本人の本性、本音を掴むのはほんとに難しい。

「個」そのものを大切にしない/認めない、同調圧力の圧倒的な強さ、法律や人道・人権以前に偏った感情論や虐めがある、簡単に言えばそれらが日本人の最大の欠点であり、日本人たちの足を引っ張る最大の原因だと私は思う。
先ずは義務教育の内容から改善していかないといつまでも堂々巡りのまま、世界からどんどん置いてきぼりを喰らうだろう。


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