元TBSアナ伊東楓さん「胸張り裂けそう」留学中のドイツでトラブル相次ぐ(日刊スポーツ)

news.yahoo.co.jp

可哀想に。
最初から間違っているだけ。
たぶん言語上の問題だろう。
日本国内では例え「英語が堪能、流暢」とチヤホヤされる存在であっても、国から一歩外に出れば、もうそのチヤホヤは通用せず。
それが世界基準であり、世界の常識である。
言語というのはただ文法を理解することではなく、その現状や状況を把握できなければ、残念ながら何の役にも立たず。

米欧社会では書類の郵送や現金払いという習慣は現在は殆ど有り得ず。
苦情などにしても各社の苦情フォームやメールでの対応がメイン。
現金も殆ど使わない。
ドイツも同様だと思うが、カナダやフランスでもお札や小銭など2年前ぐらいから触れたこともない。

この記事にあるようなトラブルを元にドイツ人やドイツ社会を相手に論争になると、運が悪ければ裁判に発展してしまうこともあるので要注意である。
敵対心ではなく、話し合いから始めないと進展は難しいだろう。
また、いっぺんにいろいろなことを同時に行なおうとしても米欧では失敗する。
彼らにはそれが出来ないからだ。
だから一つ一つ、優先順位を立てて解決していかなければならない。

自分の言い分を通すということは、喧嘩して勝つ、論破する、などという幼稚なレベルではなく、また、感情論などは論外であり、筋道を立ててきちんと説明する、論理的に話さなければ米欧人たちとの対談はほぼ不可能。
これはそんなに難しいことではない。

ただ日本ではこの訓練ができる場所、学べる場所は殆どゼロに等しく。
だからこそ米欧のように学校教育に組み込むべきだといつも思っている。
母国語でさえなかなか難しいことなのだから、それを英語など他言語で行なうわけだから、相当な訓練が必要だ。

米欧では幼稚園ぐらいからその訓練を受け始め、義務教育中にも厳しく何度も叩き込まれる。
だから彼らは議論が上手いのだ。
更には自分を守る、自衛の議論も学ぶ。
自分が少しでも損しないように、自分が不利な立場にならぬように学ぶのだ。
だからその辺でちょっと肩が触れたくらいでもすぐに彼らは「ごめんなさい」と謝るが、議論上で自論・持論を主張する際は決して、というか当然ながら謝ることはしない。

日本人はこの記事の人みたいに「胸が張り裂けそう」「悲しい」だの、もしくは必ず言い負かしてやる!だのと直ぐに戦闘の態勢に入るから余計に気まずくなるのだ。
メンタルにも非常に悪影響を及ぼす。
自分も日本人だからよく解かる。
これは訓練次第で簡単に解決できる。


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