5年で12カ国語マスター、超効率的な外国語習得法 東洋経済オンライン

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なんでも自称/自画自賛の人生

そう見えるだけ。
ただそれだけのこと。

地球上の殆どの国を周って暮らして、そして話せる言葉はこの記事の人みたいに「12ヵ国語」などと豪語する日本人というのは珍しくなく、こうして海外に暮らしているとよく見掛ける。
でも実際に現地で出来る仕事といえば重労働や単純作業ぐらいだし、それ以前に真面目に労働ビザなど持っていないのが殆どだからとても使える対象でも無く。

話す内容も幼稚園か、せいぜい小学生レベル。
大人になってからの言語学習に「感覚的な学び方」を優先させてばかりいるとそういう結果になる。他言語の不得意な人々が多く暮らす日本国内では、ただ見掛けだけで「おお、スゴイ!」などと感動されるのかも知れないが、実際は各言語の上辺学習だけなので、レベルの高い仕事までにはとても届かず。

海外諸国の、例えばその辺のバーや、海外からの留学生や旅行者などが集まる大学の語学センターや、難民受け入れセンターなどでちょっとでも言葉が通じたりすると、もうすっかり自分は国際人だと思い込む日本人は意外に多い。

また、「言語学習において文法などは不要」「要は心と心が通じ合えればそれで充分」などと変に自信満々に言い放つのが日本人にはどういうわけか意外にいて、そういうのに限って定職に就いていない、放浪者などばかりで、「あれ?いなくなった」みたいな感じでいつの間にか姿を消しては他の国に移動したり日本に帰ったりと、一定の国に定住していないのも彼らの特徴のひとつ。
また、その大半は男性ばかり。
こういう類の女性は今までに見たことが無い。

で、その大半は、最後はビザ関連で問題を起こし、その国の政府から目を付けられ、例えば此処カナダであれば、空港からちゃんと出国するまで市や州ではなく、国の警察がずっと付きっきりで監視して、トイレに入る時などもそのトイレ内での窓の有無まで見張られながらカナダから強制的に出国させられることになる。

そういうケースは今までに幾度となく見て来たし、奇跡的に労働ビザを持っていれば研修生の対象として面倒を看て来たこともあった。
そういうのが日本に帰って、「カナダで一旗揚げて来ました!」などとこれまた大威張りで、日本の何かの雑誌に掲載されている、などというケースも笑

日本の出版社もバカだからいちいち本気にして/鵜呑みにして、例え希薄な学歴・経歴や根拠程度でもとにかく話題作りを編集長辺りから尻を叩かれながらの業務だろうから深追いもせず、如何にも一国際人のようにそういう連中を扱い、カナダ国旗などをバーンとその人と一緒に並べて掲載などするから直ぐに我々の目に留まり、「げっ、なにこれ。みた?」などと目敏い同僚たちからそんな情報が回って来ることも度々。
そこにはロッキーやバンクーバーの写真ばかりで「ケベックであれだけ大騒ぎしていたくせにケベックの〈ケ〉の字も無いね」だの、「英語とフランス語が堪能、なんだってさ。へえーー(爆笑)」などと叩かれたり、悪口の餌食になったりという、、帰国後にそんな一抹の余韻を残す者も。

動画で英語やフランス語やスペイン語やドイツ語の発音を聞いてみたが、耳を覆いたくなるほどの酷さだね、こりゃぁw
話している内容も予想通りの、幼稚園・小学校低学年レベルだし。
日本語もちょっと変だから、たぶんこの人は日本人では無いだろう。
たいがいそうやって海外をグルグル回っている訳の分からないのは日本人と名乗る「自称・日本人」が殆どだし、でも実際パスポートは朝鮮系だったりするのが大半。
日本の人たちはこういうのに引っ掛かり易いからご注意あれ。

結局は「論理的な学び方」と「感覚的な学び方」を同時進行させるのが言語学習の基本だと私は思う。
そうでなければレベルの高い理解力が無いと見做され、要するに海外諸国では何処もこんなのは当然ながら雇わず。
こんなのを本気にして取材するのはマヌケな日本人だけw