日本は終わってる、というのは…

日本は終わってる、というのは校則や髪形云々どころでは無く、高齢者がこれからもどんどん増えて、海外から大量に移民でも入れないことには経済は必ず崩壊する。
日本を既に見限っている人たちは少しでも日本を離れる準備をしたほうが身の為、かも。
これはあくまでも私自身の考えなのであまり参考にはならないとは思うが。
海外から見た日本は、、という私の感想である。

例えば私が日本にあのままずっと居たとしても必ずいつの日か日本を出たことだろう。
遅くとも45歳ぐらいまでには海外に完全移住したと思う。
フィンランドが世界一と言われているが、直ぐ隣りはロシアという大きな欠点を抱えている。
ロシアから攻撃されたら一瞬んでフィンランドは終わりだ。
たぶんロシアに占領されてしまうことだろう。

私の場合、あのまま日本にずっと住んでいたとしても、やはり目指すはカナダだったと思う。
日本で必死に働いて財を築いたらカナダに移住していたと思う。
好きな国は他に沢山あるが(フィンランドも含め)、カナダは様々な角度から見て一応安定しているので。
また、カナダという国単位以外に州も選べるから選択枠は広がると思う。

海外移住する際は、ガーシーではないが(ガーシーは冗談)、「二度と日本には戻らない」くらいの気持ちで臨んだほうが間違い無い。
変に日本に土地や不動産や貯蓄(口座)などを残しておくと納税の対象になってしまう。
日本に国籍を残していてもパスポートを作る際の手数料を日本に払う程度で、とにかく日本とは縁を切ったほうがいい。
海外在留届を日本政府に提出して、日本には何も資産が残っていないと判明すれば日本への納税義務は無くなる。
その辺を大いに勘違いしている日本の人たちが結構いるので、自分でよく調べて学んだらよい。
そこまで日本と離れるのは抵抗がある、そこまですっぱりとは出来そうもない、という場合は無理して日本を離れなくてもいいだろう。

もちろん移住は若ければ若いほうがいい。
本当の理想はうちの長男のように親と一緒に子供時代に日本を出て、海外で教育を受けて、年齢が来たらその国の国籍を取得する、、これは言語力も身に付くし悪いことでは無いと思う。

もし日本で仕事があるのだったら、日本で稼いだほうがいいかも知れない。
海外で働くのもいいが、社会構成は何処までもシビアなので、会社が倒産すればあっという間に、血も涙も無く追い出されるし。

カナダは高齢者にとっては最高の国である。
45歳はまだ高齢では無いが、ガッツリ高齢になってしまってからよりも、高齢を目前にした頃に移住するのにいいかも知れない。

カナダ、というのは、これはあくまでも個人的視点によるもの。
私はケベック州に在住して33年目だが、コロナ感染で夫を亡くし、いつでも日本に帰ろうと思えば帰ることも出来るが、此処まで生活基盤をケベックに築き、確かに厳冬地ではあるが、家賃に光熱費は含まれているし、例えばうちのマンションではプールやジャグジーはマンション住人であれば自由に使える。
年を取る度に自分の故郷を懐かしく思う、これは人間である以上、あって当然のことと思う。
しかしそれにつけても私は日本を長く離れてしまった。
日本在住の日本人と再婚でもしない限り、日本に帰ることは一切無いだろう。

日本は終わってる、とは言うものの、私も日本人の端くれ、いつも日本のことは遠くからみているし、自分の祖国であることには変わりない。