カナダ大使館で不当労働か 日本の雇用保険加入せず 共同通信

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これは残念ながらカナダ大使館だけに限らず、世界中何処にある大使館、領事館でも同様の問題が発生している。

過去のニュースだが、各国にて大使館の問題は起きている。
カナダ大使館だけに限らず、ということである。

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大使館や大使を罰することはほぼ不可能。
大使を訴えたところで、大使というのは次から次へと変わるし、国を訴えようとしても、では具体的に誰を訴えたらいいのか、ということだ。
そもそも大使館というのは、外交・ハーグ条約で守られているから刑事告訴するのはほぼ不可能。
だからこれはなかなか難しい問題。

しかし、この報道によると訴えている女性は日本からも福利厚生などのお金は払われているようだし、そこに更にカナダからも払ってもらいたい、とも受け取れることから、これはカナダ大使館を相手取って戦ったところでせいぜいクビになって終了であろう。

増してや出産手当ともなればカナダの場合、国が払うのではなく、各州が払うわけなので、この職員はカナダに在住しているわけではなく、カナダ大使館内で勤務しているという、いわば一職員に過ぎず、大使レベルであれば当然カナダが守るわけだが、カナダ国籍でも無く、カナダの永住者でも無い者をカナダ政府が守る義務は無い。
それが嫌ならそんな職場は選ばないことである。

実に不思議に思うのは、こんなことは就職した時点で大使館から説明は受けているはず。
出産するまで何も知らなかったとか?? 嘘だろう。まさかそんなはずは無い。
この職員がカナダから訴えられる可能性大なのは間違い無い。

記事中に 
>女性は「多様性を重視し女性の社会進出も進んでいる国の大使館なのに、自分は放置されている」と悲観している。

という部分があるが、これは共同通信の記者が自分自身の考えや主張を、如何にもこの訴えている女性を利用して言わせているようにも取れる。
「多様性を重視し女性の社会進出も進んでいる国」、、確かに、そのとおりである。
でもそれはカナダ国籍、もしくはカナダ永住者でなければ受けられない恩恵であることをこの記者は解からずにただ一方的に自分の感情をぶつけているだけ、としか取れず。
共同通信さんも、もう少し真面な記者を雇うことをお勧めする。
こういう類の記事を掲載する際には、必ず他の大使館も取材するべきだ。
カナダだけを狙っているようでカナダに何か個人的な恨みでもあるのかも知れないね、この記者さんには(苦笑。