「インターナショナル」めざす新しい学校 双葉町が基本構想案:朝日新聞デジタル

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海外からの研究者たちが自分たちの家族を伴ってF―REIにやって来るとは到底思えないのだが。
原発の研究のために福島を訪れる海外の研究者たちは多いが、滞在地はなるべく福島県の西部や南部を指定して、滞在期間も交代制で最長2週間程度である。
日本人たちにとってはずっと長期間滞在しているように見えても彼らは移動を繰り返しながら、放射能の強い場所は極力避けながら働いている。
日本国内の原発で肉体労働している労働者たちとはその生活形態は全く違う。

もし子供など家族を伴って来る研究者がいたとしたら、発展途上国の学者たちか、先進国からの学者たちだとしたら相当な変わり者、つまり家族を犠牲にしても一向に構わない、家族もやっぱりちょっと変わっている、そんな感じであろう。
誰も好き好んで原発周辺での生活は望まない。

今回、日本酒の日本からの輸出を制限したのも、日本酒の瓶の再生云々と、あくまでも日本を福島を傷つけること無いようにはしているが、放射能から自分たちを守るための対策以外のなにものでも無く。
日本で生産された食品や薬など、直接人間の体内に入るものを受け入れている国は今のところ存在しない。
一時的なプロモーションを行なっているのみ。
自ら進んで被爆したがる人間はこの世にいないからね。
私が使用している処方薬も日本の製薬会社のものだが、製造地は北米である。
それだけ日本製のものは海外に輸出される際にはかなり規制されているのが現状だ。

なるほど、インターナショナルスクールねえw
豊洲での外国人向けの食堂などの値段に共通しているものがあるね。
ただただ安さに引き釣られてやって来る外国人たちを狙ういう、、そこには日本人らしい姑息さがあるというか。
で、次は国内のインターナショナルスクール信仰者たちを狙うとはさすがに頭脳明晰な日本人の考えそうなことだな、とw
「一般的な学費より安価に国際的な教育を受けられることに魅力を感じる人が日本中から来てくれることを期待する」、、なるほどね。
被爆しながらの学費が通常のインターナショナルスクールのような高値だったらどうしようもないだろうに。

原発被災地が練りに練った発想なのだろう、たぶん。
福島原発の被害がどれだけのものか、広島と長崎に投下された原爆やチェルノブイリ原発事故と比べてみることをお勧めする。
被爆土嚢の地中埋蔵量もどれだけのものか、頭脳明晰な日本人であれば、インターナショナル云々とは180°違った考え方が出来ることであろう。
世界の被爆マップもよく見たほうがいい。
地球上で真っ赤に染まっているのは日本国だけ。

うちの彼を始めとするケベック州の専門医たちがいつの日か私の生まれ故郷である福島市を訪れたいと口々に言っている。
が、滞在日数は3日が限度である、と。
福島原発周辺であれば1日、いや、数時間が限度だとも言っている。
だから、どんなに故郷に帰りたくても不可能なのだ。

フランス国営TVに勤務する長女も、福島、日本での撮影に大きな規制があることを知っている。
私が悲しむのであまり話してはくれないが、要するに好きなようには福島に日本に近付くことが出来ない、ということだ。

日本の、才ある若者たちはなるべく早いうちに海外へ移住したほうがいいだろう。
こればかりは日本政府も絶対に推さないことなのは当然のこと。
海外と言っても発展途上国だけは避けた方がいい。
ドバイやシンガポールなども所詮先進国では無いから移住しても無駄だと思われ。
現在、そして今後、先進諸国は移住規制をどんどん厳しく制限し始めていて、これは今後更に厳しくなることだろう。
被爆云々以外にも、日本の年金制度や出産・育児に関しても世界基準レベルには到底追い付けないという大きな弱点がある。
あれだけ腐敗し切った日本政府に、これらの立て直しや改善、前進は到底無理であろう。
とても頭脳明晰な国民なのに、どういうわけか社会の国の上層部は低脳ばかりという、摩訶不思議な現象にはただただ驚くしかない。
私の母国なのに、、本当に残念無念である。