ドラマ「silent」における髪の毛の鬱陶しさ、など

出演者の一オバサンの髪型が鬱陶しい。
一貫して、いつも鬱陶しい髪型で、いつもエプロンして、いつも家事に追われていて、いつもまるでお手伝いさんみたいで、ほんとにほんとに鬱陶しい役柄だった。

そして、なぜこの時代にCD?
日本は時代が進んでいるのか遅れているのかよく解からない。
私のPCではもうCDは聴けないし、周りに人たちも皆同様。
日本では今のこの時代にCDが流行っているのか。

また、想の実家が表側から見るとあんなに大きいのに、小さな玄関から入るといきなり部屋と階段になっていて、サッシ窓とカーテンも貧乏臭く、子供部屋もごく普通で、あれだけの大邸宅が、しかも門は一つしか無い建物だから一軒家だと思っていたが、テラスハウスのような重合住宅なのだろうか、もうとにかく観ていて謎が多く。
紬の弟というのは何を職業にしているのか。
洋裁?染め?
画面を観た視聴者がそれなりに解釈して嗅ぎ取って下さい、みたいな設定がボンヤリとした、如何にも日本的な感じで、毎回視聴後はモヤモヤ気分でいっぱい。

また、今の日本の若い世代というのは、まだ中学生ぐらいから男女交際を始めたりするほど早熟なくせに、30近くになっても、こうなかなか先へ進まない、まるでプラトニックラブみたいな展開が多いのだろうか。
かと思えばいきなり妊娠したりジェンダーだったりとその飛び方が激しく、このドラマだけに限らず、なんだかいつもその意外な展開に驚きの連続ばかりだ。

日本人全体が幼く見えるのも正直な感想。
私ぐらいのババアが甘えたような話し方をしたり、50代のオッサンの髪型が前髪で目が見えないほど鬱蒼とさせたりとか、周りに流されて生きて来たような人物がいきなり「私も自分なりの考えをしっかりと持って生きて行く!」などと突然宣言するのを耳にすると、そんなことわざわざ宣言するほどのことでも無かろうと思うのだが。
海外からこうして日本のドラマなどを観察していると、子供なんだか年寄りなんだかよく分からないような大人が圧倒的に多いと感じるのは私だけだろうか。
幼児と若年寄しかいない国、そんな感じ。