『プロヴァンス物語』と新しいテーブルクロス

マルセル スペシャルエディション [DVD]

マルセル スペシャルエディション [DVD]

マルセルの夏』『マルセルのお城』。
私の宝物。
地道なあのライフスタイルから学ぶものは多い。
特に、別荘用家財一式を買うところなど、今も昔も同じでなんだか嬉しくなった。
フランス語のアンティークという言葉には、日本の人たちが思い描くアンティークとはちょっと違う意味合いも、というか感覚がある。
確かに中古家具なんだけど、先ずは最初の間合わせとして家財道具一式を買うことがよくある。
で、それが不要になって来たらまた転売するのである。
もちろん気に入ってずっと使い続けるものもある。
間に合わせだからといって、決して安っぽいものではなく、かなりの時代物なども混じっている。
例えば、椅子なども、座る部分の布が外されているものもあって、それを自分で専門家にオーダーしてもいいし、そのアンティーク店でも布などを選んで注文することも出来る。
つまり、一つの家具を何代にも渡って、大事に使い続けるということであろう。
わが家も今までこの家財道具一式をどれだけ買っただろう。
ケベックでもフランスでも、それがいつも大きな楽しみだった。
食器は、フランスの友人たちから散々占領下の時の話を聞いているので、なるべく買わないように、もしくは買ったら友人たちがやっている方法で消毒してから使うようにしている。
IKEAのスタートボックスなども便利で、間に合わせには随分重宝した。
とにかく新しくて気持ちがいい。
それから少しずつお気に入りの食器を集め始め、間に合わせのものは、殆ど息子の知り合いたちにあげてしまった。


さてさて、プロヴァンスから話が随分と飛んでしまったが・・・
ケベックには、フランス人がたくさん移住して来ているが、旧市街地でキッチン用品店を経営しているプロヴァンス出身の人がいる。
最近そこでテーブルクロスを2枚買った。
いつもお客さんの通訳ばかりで、自分用に買うのは初めて。

お客さんたちから人気があるのが、丸テーブル用クロス。
日本ではなかなか気に入ったものが見つからないとか?