顔の上半分が見えない 日本文化における前髪の重要性

日本のドラマなどを観ていていつも不思議に思うのが、顔の上半分が見えない男性が結構多く、ああいう髪型が日本では流行っているのかと。
しかも主役級の俳優たちがそうなので、出し惜しみというか何かそういう特殊な文化が日本にはあるのか、などなどいろいろ考えを巡らせている。

いや、でもよく考えてみると自分が子供の頃の芸能人でも、特に歌手などで顔の上半分が結局最後まで見えずにそのまま、という人たちが少なくないことも確かだ。

別に他人様の髪型など、どうでもいいことなのだが、ひとつのドラマを観ていて、結局はその主役俳優の顔が下半分しか見られないままドラマ終了ということもあって、まあこれも日本文化のひとつなのだろうと思っている。

しかし、あんなに目の上まで前髪があると鬱陶しくないのだろうか。
時々目に入ったりしないのだろうか。
私は以前コンタクトレンズを利用していたが、睫毛はもちろん前髪などが目に入ったりすると飛び上がるほど痛かった思い出がある。
裸眼でも同様。

日本に暮らしていればその俳優を他の番組やCMなどで見ていれば何とも思わないものが、海外から貴重な日本のドラマを観ている立場なので、そのドラマや俳優はそれだけで終わってしまうから、結局「ユズヒコ」のような印象で終わってしまう。
「ユズヒコ」は漫画キャラとしての個性だからまた別だけど。

私が10代20代の頃は、TVで占い師や霊媒師などがモテモテで、どんな番組にもよく登場していたが、「額や耳元は明らかに見えるようにしておいた方が幸運を招くのです」と当時は盛んに言われていて、それは今でも記憶に残っている。
「額や耳元を髪の毛などで隠していると折角の幸運が全部逃げて行ってしまうのです」などとTVで言っているのを聞いて当時は本気になったものである。
人相学上どうのこうのという話だった思う。

その時代時代でいろいろと面白いね。


ランキングに参加しています。
にほんブログ村 海外生活ブログ 海外移住へ
にほんブログ村
にほんブログ村 海外生活ブログへ
にほんブログ村