カナダ移住

日本のニュースサイトを見ていたら宣伝に「世界満足度ナンバーワンの国への投資 どこの話だと思いますか? カナダです あなたの第二の故郷に」と。
世界満足度トップの国は確か北欧の何処かとアジアはシンガポール辺りとばかり思っていたが。
何処かの企業サイトだと思って閉じようとしてふと一番下を見ると…
カナダ連邦政府のサイトだった。
go.invcanada.ca

解かり易く端的に書かれた内容に「ふ~ん、なるほど」などとまるでバカ丸出しな自分に呆れ果てつつ、カナダはこうして日本に向けてPRしているのかと思い知らされた。

カナダをこの宣伝の如く「第二の故郷」と望むのであればなるべく早く、つまりまともな額の年金受給が可能になれるくらいの、貿易云々などの稼ぎだけではなく、在住年数を稼ぐためにも少しでも若いうちに永住した方がいい。
私はカナダ永住は30歳の時から。もう少し早く、せめて20代から定住してればよかったかな、などと今になって思うことも。
何だったら中学生ぐらいで留学してカナダで教育を受けたかったとも思う。

日本で通っていた学校が折角カナダ、しかもケベック州から日本に入って来た学校だったのに、なぜ早期留学制度などが無かったのか、と今頃になって残念に思う。

中学2年生の時に父の転勤で桜の聖母学院を離れる時、コングレガシオンドノートルダム修道会が私を一時修道院に預かるという話もあった。
あのまま修道院で暮らしていたらたぶんそのままケベック州に留学していたはずだし、実際に当時の院長たちがそう望んでいたのは確かだった。
「もうめぐみちゃんはこのままカナダへ、ね?ぜひともそうしましょうよ」と当時の大溝校長と秋山院長が我が両親と話し合っているのを横からただ私は聞いているだけで、さすがポンコツめぐみさんだけあって思考力も意志力もゼロだったようで…
14歳の私にはまだそこまでの力が無かったことが実に悔やまれる。

今更悔やんでも仕方の無いことだが、我が子たちを見ていて、カナダに生まれカナダで教育を受けて育つ様子を長年見て来て、そしてそれぞれが社会人になった現在を目の当たりにして、心底羨ましいと正直思う。

私があの時修道院に残り、カナダに留学していたらその肝心の我が子たちとも会えなかったわけで、そこは複雑な心境でもあるが、あんな虐め満載で陰湿な日本の学校教育や職場での、14歳から30歳までの16年間はほんとに惜しかった。
それが無駄だったとはとても悔しくて言い難いが、とにかく思いついたら少しでも早く行動に移した方がいいと今頃になってしみじみ思う。
自分の人生悔いなし、と思うことはただ強がっているだけで、実は後悔だらけなのである。


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