窓掛け

カーテンじゃなくて、窓掛けの感覚が好き。
ケベックでも専門店に行くとそれなりの品揃えなんだけど、ギョッとするほど高い。
世界どこでも、手作りのものは高いものね。
以前、ベルギーに何度か行った時、いろんなレースの窓掛けを見た。
修道院の一部がレース工場になっているところも何度か訪ねた。
でも、残念なことに、その頃はあまり興味もなく、結婚式用のベールばかり探していた。
また、信じられないほどの人種差別も数回受けたり。
たぶん私とはあまり相性のいい国ではないのだろう。
よってあまりいい思い出はないのだが、あの数々のレース窓掛けは、今でもありありと浮かんで来る。
嫌な思い出にめげず、またもう一度行って、素敵な窓掛けを探してみたい。


さて、話はここケベックに戻り。
カフェカーテンも、なかなか気に入ったものが見つからない。
やっと見つけたのがこれ。

3枚買った。
でも長さがあまり無い。
で、また自分で編んでみた。
持っている編み棒の中で一番太いのを使った。

ドライブ編みの2回巻きと3回巻きを混ぜて。

(覚書;45目×2)


これはただ考え無しに編んだもの。

たぶん作り直すと思う。
(覚書;54目×2)


以前は、ブラインド程度で、日中はガラスだけにしておいたわが家の窓だが、最近、周りに家が建ったこともあるし、この辺りで湖の見える家を探している人たちが増えているとかで、無遠慮に道路からわが家をジジーッッと見ている人が増えたので、窓掛けを使うことにした次第。
でも、ケベックは厳寒地なので、暖かい毛糸で編んだカーテンが充分保温に役立ってくれるわけで、却って新しい発見が出来たようだ。