人間は自由

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裁判の結果を読んでビックリ。
米欧だったら、夫が妻に慰謝料を払う、という判定になるはず。
不倫相手が慰謝料を払うというのは非常に珍しいケースで、一番の大元の責任者は誰かと言えば夫であり。
不倫相手である瞳さんが妻に対して暴力を振るった、など実際目に見える形で危害を加えない限りはほぼ問われること無く。

まず私が夫だったらこんな何かと言えば実家ばかりを当てにする、実家に帰ってばかりの妻には冷めてしまうだろう。
また、如何にも意志薄弱そうな男性は瞳さんのようなしっかりした女性を選んだ方が身の為。
相身互いのような意志薄弱カップルは必ず破滅する。

瞳さんも賢くない。
そんな面倒そうな妻のいる男からはさっさと逃げるべきだった。
こんなはっきりしないような男の何処がいいのか理解に苦しむ。
そうやって瞳さんも諦めずにいつまでも執拗に、妻帯者であると分かっていながら付き合うのは確かに法的措置を受ける可能性は高いだろう。

愚かな人間は、自分の愛する人はこの世にただ一人!などと決めつける傾向にあるが、そんなことは決して無い。
この世は思っているよりもかなり流動的だ。
自分で自分の枠組みを決めてしまい、自分の周りにまるで城塞みたいなのを築いて悦に入っている人をよく見るが、所詮相手とは心中でもしない限り、死ぬまで一緒というわけにもいかず。
まぁ自分の人生の中でたった一人の人に情熱を傾けるのも結構だが、私から見るとそういう人って物凄く退屈(笑。
そしてなんといっても重い。
この一言に尽きる。

愛する、愛されるのは結構だが、最終的に人間は自由であるということをよく理解していない人は私は一番苦手だ。
どんなに相手を愛していても、相手の心変わりというのは人間である以上、仕方の無いこと。
それをただただ責められるだけでは何だか生きているのが嫌になってしまう。
運に身を任せる。
私はそういう生き方のほうが断然好きだけど。

だから恋愛を結婚という形で縛るのは私は好きでは無い。
そこまで束縛されたら息が詰まりそうでイヤ。
また、覚悟を決めて結婚したのであれば、実家ばかりに帰るなどして夫を独りぼっちにさせることを私は避ける。
相手を独りぼっちにさせる、それはあまりにも可哀想でしょう。
相手に寂しい思いを散々かけておいて、いざ離婚しようと言われて慌てて何とかしようと穴埋めしようとされたりしたら、もっともっと相手のことが嫌になってしまうだろう。
折角結婚したのに、いつも独りで食事したり、洗濯したりする相手のことを考えたら、、私には到底出来ない。
ちゃんと結婚していれば、ね。
最初から同居しない結婚や事実婚であればこれはまた全然違う展開になるが。