アルコール中毒患者は被害者、日本政府は加害者

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これぞアル中の一例。
「お酒が無くなったら、何にも楽しみがない」、、これぞアル中そのものの脳内から産出される言葉。
アル中が認知症になったらもう最悪だし、アル中患者は簡単に認知症になる。
これは私の実父の件。

居酒屋やレストランのメニューを見る時に食べ物よりも酒ばかりが目に付く、
酒を前にすると目の動きや手元が落ち着かない、
寝ても酒/起きても酒と酒ばかりが頭にある、
精神的に不安定になる、つまり躁鬱を繰り返すが自分では分からない、自覚できない、
孤独が耐えられない、
周りの人ばかりが気になって仕方が無い、
絶えず時間ばかりを気にする、
話がいつも感情に流され易い、普段の会話が全体的に感情論になってしまう、
攻撃的になる、
自分だけが正しい、自分を正当化したがる、
自分がアルコール中毒だということを一切認めない、認めたがらない、

米欧の総合病院内にはアルコール中毒患者を専門に診る科があるのだが、そこでアル中だと診断されると、専門の治療クリニックに通う、重症の場合は収容される。
この上に列記したのはアル中患者たちを受け入れる診察室や病棟に掲げられているボードである。

日本では日本政府が「若者よ、もっと酒を呑めや!」という国だから、アル中患者が他諸国と比べると圧倒的に多く、実際は非常に危険な状況。
酒類を販売している会社と政府がグルになって政策を企てるから国民ばかりが被害者となる国。

酒が止められないのは当然のこと。
それがアルコールの力なのだから。
先ず自分で出来ることは飲む量を減らすことだ。
嫌なことがあったり、イライラしたり、気分が高揚すれば、中毒症状が起きている場合はどうしても酒に目が行き、そして酒に手を出す、、これは当たり前の中毒現象だ。
中毒ということに罪の意識を決して持たず、自分を攻めたりせずに、出来る限り、自分で出来る限りでいいから、先ずは飲む量を少しでもいいから減らすことだ。
それが無理だったら迷わず医師に相談することだ。
日本では家庭医マストのシステムも無いし、至る所に病院がある。
一つの病院でピンと来なかったらまた次の病院に行ってみればいい。
一発で優秀な医師に当たるのは滅多に無い。
日本はその点、病院や医師の数だけは多い国だし、家庭医云々などという面倒な法律も無いから生き易い。
だから諦める必要なんか無い。

私も酒は大好きだ。
本当は毎日飲んでいたい。
体質的に酒には強い。
でも決して酒には手を出さない。
飲むにしても1ヵ月に1度くらい。
だってお金が勿体無いし(笑。
というのは冗談で、実父の最悪な最期を知っているから、だからわざわざ酒は飲まない。