弁護士や東京大学など

日本では専らこの頃では弁護士や東京大学が盛んに話題に上がっているようだが。
私は日本国内の現状はよく知らないが、米国もカナダも似たようなもので、医師も弁護士も米加両方で資格取得が可能なために、例えば彼兄は米加両方で医師を、友人の一人は両方で弁護士である。

北米では弁護士としてNY市マンハッタン界隈に優雅に暮らすためには弁護士としてかなりの場数を踏み、裁判の数をこなし、言葉は悪いが、民事裁判を得意とする悪徳弁護士ともなればかなりの収入が得られる。
しかしこれはある意味、命懸けのことでもあり、恨まれて様々な被害に遭う弁護士が少なくないのも現実。

カナダの場合、勿論外国籍の弁護士も少なくないが、公務員として州や国専属の弁護士になるためには勿論カナダ国籍が必要で、そういう場合は当然ながら国や州が定める常識的な報酬しか望めない。
友人はカナダの国の弁護士だが全くカネにならないといつもテンションが低く、もう一人は米国でもカナダでも弁護士は儲からないと、ボストンで不動産業、ケベックシティで飲食店を経営している。
その方がずっとカネ回りがいいらしい。
因みに飲食店といっても半分はアルコール。
彼は元々アイリッシュなのでアイリッシュビールをメインに始めた店だ。
飲食店の儲けの大半は何といってもアルコールである。

彼兄は地味なうちの彼と違って、先ず最初に双子の兄弟揃って医師となり、そこから彼兄の方がモントリオールから米国に移り、さらに米国で医師となった。
現在、ニューヨーク州ニュージャージー州で心臓外科医として働いている。
最初はなんとマンハッタンで暮らしていたのだが、とてもじゃないが不動産を買うにしろ賃貸にしろとにかく高過ぎるといって途中からニュージャージー州に引っ越した。
売れっ子でそれこそ華麗なる、まるで米国によくあるドクタードラマの主人公のようだし、収入も半端無く高いが、その彼兄でもマンハッタンでの暮らしは避けて現在に至っている。

世界の不動産で最も高いのはニューヨーク、パリ、ロンドンのだいたいこの3都市だが、その都市の中の一等地、これこそ不動産価値が地球上で一番高い場所と言ってもいいだろう。
そういう場所でたかが知れている収入程度ではとても生活は成り立たず。
わざわざ此処に書いて確認しなくてもこれは世界の常識である。
これら一等地でまともに暮らすためにはそれ相応の収入や資産が無ければ先ず無理である。
実際の所有者たちの大半は企業や団体、もしくはマフィアまがいのあくどい商売で食べている、特に世界の武器商人たちは凄まじく金持ちだ。
此処までが一般人の、一般常識的なもの。
上記以外の人々以外でも、一等地での不動産の個人所有は可能だ。
小さく華麗に暮らす方法がある。
またこれは次回に書くことにして、、

東京大学を世界一だと思い込む日本の人たちも多いようだが、世界のトップ大学の中に辛うじて入っているのは東京大学ぐらいで、日本の大学自体がトップランキングには残念ながら殆ど入っていない。
その中でも一番上位にある東京大学でも、だいたいいつも30位から40位の間ぐらい。
日本から一歩外に出れば、上には上があるということだ。
また、この世界大学ランキングでも解かるように、ランクを一番引き上げているものは理系に外ならない。
だから残念ながら医師と弁護士を並べて考えるのは世界では有り得ない。
弁護士はあくまで文系なので。
今回も当選した岸田さんから東大東大、やれ東大に落ちたのと盛んに話題になっているようだが、東京大学の何学部なのか、先ずそこに視点を移して考えた方がいい。

また米欧では、学歴以外に特に注目を浴びるのが知能指数、すなわちIQが重視されることが多い。


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