Noël de Paris



長い大学閉鎖も終わり、息子も心置きなく勉強出来るようになった。
今までの振替授業で忙しい毎日らしい。
今日は朝から晩までの連続授業で、息抜きにふっとノートルダムまで歩いて行ったそうだが、「Paris大好き」という彼の呟きがここまで聞こえて来そうだ。





 
市庁舎前はスケートリンクに早変わり。
フランス人たちは、吐く息が白いと言っては寒がり、ピュ〜ッと木枯らしが吹いては寒がり、といった感じだ。
気温は・・・おいおい、プラス気温でしょ〜に〜〜。こうして見てても滅多にマイナス気温にはならないもんね。いいな、いいな。ケベックから行った息子にとってはどうってことない寒さだそうで、ケベックで(寒さに)鍛え上げられた?ことを今になって有難いと思っている。






ライトアップされたパンテオン
パリウェブカムサイトでいつも見ているパンテオンだ。
ここからセーヌ川に向かって坂道を降りて行くと、もう目の前にノートルダムが見えて来る。
彼方此方の噴水も、もちろんセーヌ川も「凍る」ことなく。


今回のメトロのストライキは大した混乱も無かったそうで、やっとParisも落ち着きを取り戻したようだ。



憧れのケベック

最近のフランスやケベックのニュースでよく聞くのだが、フランス人にとってケベックは憧れの対象らしい。
なるほど、わが家の近所にも、年々フランス人が多く移住して来ている。
移住まで行かなくても、別荘を建てて、年に2回ほど来るフランス人も多くなって来ている。
子供たちの学校にも、フランスからの転校生が増加しているらしい。
息子の回りの皆さんが、ぜひケベックの様子を見てみたいということで、このブログも見て下さっているそうだ。
最近あまりケベックの写真が見当たらないと、フランスの友人たちからも言われている。だってだって、寒いんだよ〜ものすごく〜〜〜! この前の入院以来、殆ど外には出られない状態。どうしても、という時は、家の前から暖房の効いた車にササッと飛び乗って移動するか、家の真ん前まで迎えに来て貰うかのどちらかじゃないて、とても歩けるもんじゃない。風が吹くと体感温度は、あっという間に−25℃以下ぐらいになってしまうので、デジカメも作動しなくなること度々。




ユダヤ人との出会い

息子のクラスの大半がユダヤ系フランス人で、親の代が商売をされているのが殆どで、住んでいるところも8区が多いそうだ。揃って彼らはとても品が良いらしい。小学生の頃から、ユダヤ人の歴史に興味を持って長い間学んで来た息子にとっては、初めて目の当りにするユダヤ人たちだ。今まで教科書でしか知らなかったことを、彼らを通して直接学ぶことが出来るのは素晴らしい体験だ。