仏語の使用強化を定めるケベック州の州法96号に関する情報をお寄せください

〈以下、原文ママ

モントリオール日本国総領事館

タイトル:仏語の使用強化を定めるケベック州の州法96号に関する情報をお寄せください

2023/08/17(木)16:50

朝晩かなり涼しくなり、秋の気配が近づいてきましたが、皆様におかれましては、お変わりなくお過ごしのことと存じます。

2022年5月12日にケベック州議会にて採択されたケベック州公用語である仏語の使用強化を定める州法96号につきましては、2025年6月までの間、随時、新たな適用が行われていきます。本年5月31日の領事メールでご連絡しましたが、6月1日からケベック州政府がとる措置について、州法96号の一部適用が新たに開始されました。

当館としては、皆様の日常生活や業務において、州法96号による何らかの困難に直面しておられるケースが少なくないと認識しており、今回領事メールを発出させていただきました。

これまで、皆様から当館にお寄せいただいている情報の中には、以下のようなものがございます。

ケベック州政府が派遣する査察官が自社に来訪し、店名や商品タグ等について確認を行い、問題の指摘や仏語への修正の必要性を示唆する発言があった。
・従来、英語で行っていた会議が仏語メインで行われるようになり、仏語の理解が不十分なのであれば通訳をつけてはどうか、と言われた。
・子女教育について、英語系の公立学校に通わせていたが、4年目以降は仏語系の公立学校に通わせる必要が生じている。(そのことが理由で親子留学の継続を断念したケースがあるとの情報もあるようです。)
・近隣ないし顧客が、仏語でのサービスが徹底していないと当局に通報し、査察官が来訪し罰金を示唆された。

つきましては、皆様の日常において、州法96号の適用や、あるいはより一般的に仏語の使用について実際に経験されたこと、また、お知り合いの中にそのような経験をされたという話を聞いたことがあれば、当館にお寄せいただければ幸いです(以下メールアドレス)。ケベック州に住んでいる以上、州法を含む現地の法令を遵守することは当然ですが、改善や配慮を申し入れるべき点があれば、当館としては可能な限り対応していきたいと考えております。
お寄せいただいた情報は、今後、当館がケベック州政府やその他の関係者との間で協議などを行う際に、参考とさせていただきたく存じます。
皆様のご協力を賜れれば幸いに存じます。

モントリオール日本国総領事館 領事班
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