今週のお題「おとなになったら」

今週のお題「おとなになったら」
思い描いていた「大人」になれてる?

「思い描いていた大人になれた」のは確か。
不治の病を背負ってしまったのは残念だが、此処まで自分の夢を叶えられたわけだからその引き換えとしてまぁ仕方あるまい。
また、この病も時代が進めば不治ではなくなる可能性大だし。
それまで生きていられたら、の話ではあるが。

子供の頃にコックリさんが流行っていて、みんなで各人の未来をコックリさんに訊いてみたことが何度かあったが、その時のコックリさんは見事に私の未来を言い当てた。
20歳で結婚して、3人の子供の母親になること、海外で暮らすようになること、しかも国名まで「カナダ」と「フランス」とコックリさんは見事に言い当てたのだ。
まだ10歳頃のことだからピンと来なかったが、当時の日記にそのコックリさんが言い当てた内容がちゃんと書いて残っているのだ。

JTBでの現職時代には、日本からのお客さんたちにケベックを案内する仕事をしていたので、日本からの多くの方々にお会いする機会に恵まれたが、ある日、霊視を専門とする方々のツアーを担当した時に、空港でお見送りする際に、そのツアーの先生から「お世話になったお礼に未来のことを少しお伝えします」と言われ、正直半信半疑ではあったが、もうツアーの間から私の過去や未来が見えていたらしく、というか、霊視する方々というのはその人物と接するだけでいろいろなものが見えて来るらしい。

先ずその方は真っ先に私に「中村さんはカトリックですね」と。
確かに生まれて直ぐにカトリックの洗礼を受けてはいるが、信仰心には乏しく、無神論者でもあると私が話すと、「身体の中に大きな十字架、それも物凄く輝いている十字架があって守られています」とのこと。
仕事中にお客さんたちに向かってカトリックの話をすることは無く、観光中にお客さんが見掛けるカトリック文化について質問されたら、それはカトリック信者としてではなく、ごく一般のカトリックの歴史や習慣を話すのは我々の仕事だったのでその程度しか話していないし、どちらかというとカトリックの話はわざと避けるようにしていたのも確かだが、その霊視の先生は直ぐに分かったという。

その時の様子も日記に書いているが、見事に私の未来をその先生は言い当てた。
私のちょっと変わった生き方もちゃんと先生は言い当てた。
非常に複雑なのにそれを全部霊視した。

それ以来、私は、それまでに信じることの無かった霊視というものを少しずつ信じることが出来るようになった。
私はあまり自分のプライバシーに関してはその詳細は人には言わないようにしているが、初めてお会いした、しかも全く知らない方があれまで私のことを知っているとは、、あまりの驚愕に私はその場で腰が抜けそうになったくらいだ。