ウクライナ避難民、約20人が政府専用機同乗の来日を希望…林外相がポーランドで調整 : 政治 : ニュース : 読売新聞オンライン

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日本は難民受け入れに慣れていない国なので大変だと思うが。
また日本では感情論が優先されるので、「可哀想」という一途な感情だけで受け入れている様子が伝わって来て痛々しい。
そこまで何でも米欧の真似をしなくてもよい。
カナダやフランスは難民受け入れ国としては世界トップに入る国々だが、その体制はもう昔から慣れているしマニュアルも完全に出来上がっているから訳無く受け入れることは可能だが、これらはあくまでも一時的な受け入れのみであり、また、日本のような感情論は一切無い、つまり人道的受け入れのみに限られ、受け入れ期間も厳しく設定されている。

残念なことだが、最近の難民の中には裏工作などを利用した悪質な難民も増えて来ていて、受け入れ側も油断は出来ず。
また、難民を受け入れるということは受け入れ側の国に多大な負担が掛かるのは周知の如し。
難民を受け入れることによって、難民側だけで無く受け入れ側もみんな総倒れする可能性も非常に高い。
長年に渡って何十万という多くの難民を受け入れるのだ、どれだけ受け入れ国に負担が掛かるか、そんなことは誰にでも解かることであろう。

日本では先ず国土が非常に狭く、また日本の国力も今や世界の中では残念ながら評価されていない。
また、外国人の扱いにも慣れておらず(アジアからの受け入れと難民受け入れとはまた違うので)、増してや難民受け入れの歴史も非常に浅い、いや、ほぼゼロに近い実績しか持たず。
それでもとにかく米欧諸国の真似をしようと必死になり、また「一人でも助けたい!」などという甘っちょろい善意が却って邪魔になることもあるのだ。
人を助けるというのは「一人でも…」などという考えではとてもじゃないが助けるなんてとても無理。
助けることが出来たとしてもそんなのは一時的に過ぎず、そんな甘い善意は世界からも評価されず、相手にもされず。
一人だけ助けたところでどうしようも無いのが現実だ。
助ける時は大きな単位で行わなければ何の意味も無い。
これがこの世の現実だ。
口先では何とでも言えるし、綺麗事や理想論だけで人助けは出来ないのだ。

林がわざわざポーランドまで行って避難所の現状を視察して来たのであれば(本当はそんなことも無駄なことなのだが)、ポーランドで受け入れられている難民たちに食糧や衣服類などを送ることで喜ばれることだろう。
日本はその程度に抑えておいた方がよい。
国力が小さいことを日本政府は自覚するべきである。
そして難民を助ける分を国内に回すべきである。
国内で今日明日の生活さえ危うい国民は決して少なく無いのが現状であろう。
先ずは日本国民を助けることが先決である。
そして福島原発の現状、あの被爆マップをよく大きな目を開けて直視することだ。
日本が今どんな状況にあるのかよく考えて行動するべきであろう。


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