ツイッターを眺めていたら、「バイリンガルおじさん」みたいなタイトルが自分のおすすめツイッターとして出て来ていて早速見てみたら、丁度Podcastのような自分で発信する放送みたいな感じで、2人の日本人男性が自称バイリンガルおじさんとして日本語と英語で話している、そんな内容で、若い頃に海外に留学した方々とのこと。
しかし残念ながらあのレベルでは「バイリンガル」とは言えない。
日本ではあれでも充分「バイリンガル」扱いされるのだろうか。
いいですね、羨ましい。
米欧ではあのレベルでは悲しいかな「バイリンガル」扱いはされないだろうし、もし米欧人の誰かからバイリンガル認定されてもそれはたぶんお世辞レベルだと思われ。
日本での英語の基準があまりにも低過ぎる、ということだろう。
入試英語はあれだけ難しいのにね、ほんと不思議。
海外諸国での英語学習の方法を日本ではもっと取り入れるべき。
自分たちだけの、海原に浮かぶ列島内でのことしか眼中に無いから、だからいつまで経っても日本での英語学習法、そして最終的には英語力が伸びないのだ。
またこれは日系人などに言えることだが、要するに日本語も英語も半端、という共通点があるのも彼らの特徴。
日本語の敬語などまるでダメなレベル。
といって英語では大丈夫なのかといえばそうでもなく、かなり勘違いして使っている英語の表現もあるようだ。
本当のバイリンガルというのは二言語をネイティヴレベルで話し、理解することを言う。
あんなレベルで日本だけでなく海外においても「自分はバイリンガルだ」と触れ回っているとしたらかなり恥ずかしい。
想像するだけで顔から火が出そうだ。
ああいう日系人たちの特徴というのはバイリンガルの意味そのものを誤って解釈していることも多く、フランスや此処フランス語圏での在仏邦人などにも、完全に通じていない/理解していない人は決して少なく無い。
例えば裁判など司法通訳などにしても正確に訳されていないことが多々あり、そのせいで被害者の邦人が敗訴となってしまうこともある。
そのような無残な結果となってしまった現地在住の邦人の裁判を実際に何度か目にしたことがある。
あのような裁判の場合、期限ナシでその時の通訳を後々訴えることも可能だ。
だから録音テープなどが残っていたら例えカセットテープなどであっても再生はいつでも可能なので大切にそれらの「証拠品」を保管しておくことをお勧めします。