残念ながら現実はちょっと違う。
これはカナダだけに限らず米欧全体で言えることであって、若く見られる＝バカにされている／一人前の人間として扱われていない、と受け取った方が無難。
またこの記事を見る限りでは、この高齢女性の様子からたぶん認知症を発症しているか、もしくは元々アルツハイマー病である場合にもこのようなことはよくあること。
また残念ながらアジア人蔑視の一種でもあることは念頭に入れておいた方がいい。
自分は幾つになっても若い！などと下手に自信を持つのはあまりよろしくない、かも（笑。
米欧では人の外観に関して、その人に直接向かって言うのはもちろん、噂話レベルであっても、常識上、周りからは敬遠される可能性大である。
日本の番組などをを観ていると、その本人に直接面と向かって「お綺麗ですね」「お若く見えますね」「とてもその年齢には見えませんね」「すらりとしたプロポーションが羨ましいです」などと言い放つ場面をたまに目にするとビックリ仰天してしまう。
日本人にとってはそれは賞賛に値するのだろうが、米欧ではそれによって最悪の場合、訴えられることもある。
人の容姿を良きにしろ悪きにしろ、それを口にするのは、人権・人道に触れるということで訴えられる、場合によってはセクハラにもなってしまう。
私も日本人なので、時々その癖が出てしまってついつい人の容姿について述べてしまうことがあるが、例え誉めても訴えられることがあると友人の裁判官から聞いた時は腰が抜けるほど驚いたことがある。
