憧れの?マスク

今日はいつもの定期健診の日。
保健所内クリニックへと向かった。
持病があるわけじゃないが、こうして定期的に家庭医のところに通っていれば安心というもの。
血圧や血糖値、コレステロール値などがだんだん気になってくる年齢に私もなってしまった。
保健所内には、今回の新型インフルエンザに関しての注意書きなどは一切見当たらない。
ただこれは、今回に限らず、いつものことだが、「咳や熱のある人は、受付に申し出るように」という張り紙がある。そういう人のために、入り口には使い捨てマスクが設置されていて、マスクをしたら直ちに他の人たちから隔離された部屋で順番を待つようにというわけである。「妊娠している人も申し出て下さい」の張り紙もいつものことだ。妊婦用の待合室もいつも準備されている。
さて、この入り口のところで見つけたマスク、早速数枚を家に持ち帰ってみた。だって珍しいんだもん。
ケベックのドラッグストアにもマスクは一応売っているけど、まるで塗装工事の際に使うような凄い形のマスクで、あの日本で見られるようなマスクはなかなか手に入らない。
学校から帰って来た娘に見せると、「わあ!マスクだ〜マスクだ〜♪」と大変な喜びよう。日本の大ファンである娘にとって、マスクは一つの日本を象徴するようなものらしい。「かっこいい!ニホンジンみたい、まるで!」と眼を輝かせてマスクを手にしては顔に当ててみたりしている。
これと似たようなことだが、日本に旅行するケベック人たち、お土産によくマスクを買って来る。「これであなたもニホンジンになれる」みたいなことを言って、友達に配ったりするらしい。といって、街中でマスク姿の人を見掛けることはまずケベックでは無いけどね。ただなんてことはなく、マスクをしてみて鏡に映して喜ぶ、この程度だけどね。それでも、日本に憧れる人にとっては、マスクも大切な日本の象徴だとする人が結構周りにも多いようだ。


★す、すごい!手作りマスクもあるそうです。
http://www.kanshin.com/keyword/1826321