ここのところ、学生時代の懐かしい同級生たちと連絡を取り合っている。
最長35年振りという再会劇も。
そんな私の姿を見て母が、突然連絡をして皆さん驚かれているだろうけど、中には「どうして今頃?」という不信感を抱く人もいるのではないかと心配している。これは母の体験談なのだが、何十年振りに突然連絡して来る人にろくなものが無かったと言うのである。○×党に一票を、などの票集めや、自分の子供のコンサートチケットなどを売り捌こうとしたり、保険や健康食品、化粧品などの押し売りとか、訳の分からない署名運動などの頭数集めなどが殆どだったという。ただ単に「懐かしいから」というセンチメンタルな理由で連絡して来る人などは、この世知辛い世の中には少なくなっているのかもしれない。中学時代の日記が云々なんていう話も信じて貰えないのかもしれない*1
よく電話セールスなんかでも、「お宅のお嬢さんとは学生時代に同級だったんですよ、私」なんていう出だしはよく使われるフレーズだし。
やたらに人当たりの良い人が、実は、販売や勧誘を目的に近付いて来ているのを知った途端に幻滅することとかもよくあるよね。そんな詐欺師のような人間にはなりたくないな。



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*1:そんな学生時代の古い日記などを大事に持っている人なんてのは少ないのだろうか?9歳の時の英語劇のシナリオを持っているのを公開したら、同級生たちからビックリされた。別に私は過去に生きる女では無いのだが、どうしても捨てられないものがある。母は、私が小学生の時に、母の日にプレゼントしたカードをまだ大事に持っている。「私もお母さんのようなお母さんになりたいです」などとたどたどしく書かれたカードを母は後生大事に持っているのだ。幼稚園の時の作品集は実家の納戸に保存してある。