社会は主婦という存在を見下している。原因は資本主義? ヨガジャーナル

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見下している、ということでは無く、めずらしいということだろう。
世界どの国でも夫の収入だけで家に居て家事や育児だけして生きて行くという女性は、日本以外では非常にめずらしいからである。
これは人権上にも言えることで、女性が子供を産み育てることは此方ではもちろん義務付けられてはいないし、子供を産み育てることがどれだけ大変なことか、余程の阿呆でも無い限り解かることだろうし、だから子供を産まない側(パートナー)もそれを助けるという、ごく当たり前のことが日本の社会には無く、家事や妊娠出産育児は他人事みたいな、バカそうな夫が日本にはあまりも多過ぎる、そして外で働かない女性もあまりにも多過ぎる、というのが日本に実態なのだろう。

もちろん日本にも、カップルでも家族でも誰もが皆平等で、仕事、家事、育児を家族共同で行なっている家庭も少なくないことだろう。
最近では未成年の子供が親を助けるケースも増えていると耳にしている。

それとはまた違って、日本では結婚を特別視するところがあるようで、ほんとに世界でも稀にみる変わった国だと、海外に暮らすようになってからしみじみ思うようになった。
変なシガラミというか、身内をはじめ人間関係が何でも複雑で、冠婚葬祭の度にいちいち出費しなければならず、貰ったほうは必ず返すという、なんかもう永遠に終わりそうもない複雑奇怪な人間関係、、あれを考えると日本にはとても住めないなと思う。

引っ越しひとつとってもいちいち近所に挨拶しなければならないし、町内会や父兄会、PTAなどなど直ぐに役員選出で大騒ぎになる様々な役員会だの、果てはマンション単位でもそういう集会があると聞いたが、管理費まで取られながら何故そんなに面倒なことをするのか、何故そこまで面倒なことを日本人たちは好むのか、心底理解に苦しむ。
折角アタマのいい人種なのにほんとに惜しい。