安全？？
日本が安全？？
日本を安全と思ったことは悪いけど一度も無い。
スリの被害に遭ったのは日本でのみ。
しかも鎌倉で。
日本以外の国でスリの被害に遭ったことはゼロ。
他にも新宿や八重洲口などで当たり屋の被害に遭ったのは数え切れないほど。
米欧での当たり屋との遭遇はゼロ。
長男の乗った乳母車を思いっ切り蹴られたのは東京と横浜で２度遭った。
米欧ではゼロ。
他にも日本での痴漢や性的被害、脅し、虐めなどの被害は数限りなく。
米欧ではゼロ。
長男も小学校低学年まで日本に居たが虐めを受けてばかりの毎日だった。
日本では子供だけでなく大人になってからも虐めは続くからね。
人種差別だったらまだ解かるが、同じ人種同士でのエンドレス虐めだから逃げようが無く。
首相や元首相がああして日常的に狙われる／襲われる国などそうそう他には無いしね。
安倍さん襲撃からまだ１年も経っていないのに今回の岸田首相への襲撃には世界も驚愕している。
日本が清潔な国だと思ったこともこれまた一度も無い。
20年以上前に日本に行った際、公衆便所のあまりの汚さに辟易した。
藤沢や茅ケ崎のレストランでも食器が使い古しで汚らしくビックリ仰天だった。
接客にしても半数近くが日本では感じが悪く、何処が「お客様は神様です」なんだろうと呆れ返ったことも。
日本の人は親切な人はとても親切なのだが、意地悪な人は世界で他に例を見ないほどの意地悪さである。
また、日本人では嫉妬深い人、何でも人と比べてマウントする人が圧倒的に多いように感じる。
もちろん米欧にもヘンチクリンなのは大勢いるが、数の上では日本とは比べにならない。
まだ幼かった長男を連れて日本を出て、今となっては本当によかった思っている。
あのまま日本に住んでいたら、予想外の、いろんな悲劇が待っていたのを今になって改めて思い知らされた。
日本は私の母国であり、生まれた場所、故郷であり、私は日本人だ。
国籍はたぶん一生日本人のままであると思う。
時にはふと日本に帰りたい、日本に暮らしたいと切望することもある。
しかし、日本で暮らした年月を遥かに超えた今、現実的にはもうなかなか帰ることは難しく。
室生犀星の「小景異情」全体の意味とはちょっと違うが、「ふるさとは遠きにありて思ふもの」の部分だけはまさに今の私の気持ちそのものだと思う。
