日本の貧乏人

日本の貧乏人から絡まれると、そのあまりの身分違いなことにその肝心な本人自身が全く気付いていないようで情けなく思うことがある。
どんな立場で、誰に向かって、そんな偉そうなことが言えるのか、よく自分の身分をしっかりとわきまえてから発言してほしい。
日本では格差があまり無いからピンと来ないのだろうが、あまりに身分が違うと通常の言葉さえ交わすことは無い、例えあっても挨拶程度、というのが世界基準であり、世界の常識でもある。

住む世界が全く違うというのは日本の人には理解するのが難しい感覚だと思われる。
例えば、ホームレスが王族に向かって上から目線で話すということは日本以外の国では先ず有り得ず。
その常識を知らないと日本以外の先進国に暮らすのは到底無理だろう。
これは差別では無くこの世の現実である。
ホームレスが王族に向かって物申したいのであれば、せめてホームレスという身分を脱することから始めなければならない。
貧乏な立場で遥か下のほうからワイワイ騒いだところで、到底上の世界には届かず。
日本の貧乏人はその現実を思い知るべきである。

育ちや受けた教育など基本から根本から所詮違うのだから、上に向けて唾を吐いてもせいぜい自分に降りかかるだけであろう。
複数の言語も語れず、その余裕すら無く、たかだか英語さえも満足に出来ず、世界もせいぜい旅行程度でしか知らず、資産も持たず、教養も無い、生まれながらにしての貧乏人が、上に向かって偉そうなことを言うものでは無い。
自分の身の丈というものを知ってほしい。