73歳、「持たなくていい」と決めているもの。カーテンやマットを処分した理由(ESSE online)

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日本のこういう類の記事、私は超苦手。
米欧にはこういう発想はあまり見られず。
高齢になればなるほど、食べ物や生活費をカットして行くという発想は心底嫌い。
もし自分が若い世代であれば先ず読まない記事だろうし、読んだとしても「ふ~ん」で終了だと思うが、自分も同じ高齢域に入った者の一人としてこういう貧乏臭い読んでいるとほんとに落ち込む。
年金月々5万円で暮らすお婆さんの話もほんとに嫌。

この記事のお婆さんは「カーテンはホコリがたまりやすく、洗濯も手間なんです」とか言ってるけど、レースのカーテンは洗濯して脱水すればそのまま再び窓に掛ければ信じられないほど直ぐに乾くのに何を言っているんだろうと思うね。
私は日本に住んでいる時からレースのカーテンほど使い易いものは無いと重宝していた。
私が暮らしていた茅ケ崎市横浜市は雨戸もあるから、日中はレースのカーテンだけで済んだしほんとに便利だった。

床にマットを敷かないというのも理解に苦しむ。
台所や洗面台の下にマットが無ければ足元がスースーして無理。
人間は上半身で水を使う時は足元を温めろとよく以前から聞いているし。
理由は忘れたが科学的根拠があるらしいね。
このお婆さんの家では玄関マットも無いのだろうか。
「掃除の手間のかかるマット類は廃止」って、マットほど簡単に掃除出来るものは無かろう。
掃除機で簡単にきれいに出来るのに。
日本の、こういう私よりも一回り前後上ぐらいのお婆さんとはほんとに意見が合わない。
日本に居た時からそうだった。
年代の違いなのかな、なんか視点が合わずという感じは昔も今も変わらず。

此方の高齢者たちは最後まで自分の暮らしをゴージャスに楽しんでいる。
日本の高齢者たちとは大違い。
日本の高齢者たちは一般に、持ち家に暮らし、一人暮らしや老夫婦の暮らしにしてはやたらに広い家に暮らすから、その分の光熱費などの維持費や、固定資産税にお金が掛かってしまい、その分を食費だのカーテンやマットをカットしてしまいざるを得ないのでは?
私も余分なものには一切お金は使わない主義だが、日本のこういう高齢者たちとは全く視点も感覚も違う。
日本のこういう、よく賞賛されがちな高齢者の、しかも必ずと言っていいほど痩せ細った哀れな風貌のお婆さんたちの、そのあまりのケチ臭さ、貧乏臭さが鼻について心底ウンザリする。
老いてからこそ優雅に暮らしたいと私は思うね。