パリのライフスタイル

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「パリ在住の日本人女性、特にオバサンにピンヒールが多いという謎」と誰かが書いていたけど、パリでピンヒールだと場所によっては迷惑がられるところもあるのは確か。
歴史的建造物だと床も一面歴史的財産に保存されているところもあるから。
例えばカトリック教会などもその一例。
50代の日本人のオバサンでなんとジャージにピンヒールというのを見たことがあってビックリ仰天したことも。

パリに職場があり、フランス国内を取材で回る長女にこの話をしたら「何?ピンヒールって」とピンヒールという言葉自体知らないようで笑ってしまった。
いつもスニーカースタイルの長女には縁の無い商品なのだろう。
「ヒールの太いのはパーティー用に一足だけ持ってるけど」と長女。

パリでピンヒールが流行っているのか?と訊いたら長女と長女のパートナー曰く、パリの流行というのは各人のライフスタイルのことを指すから一概にコレだのアレだのは言えないし、各人の個性の数だけ流行はあるよ、と。
他人と同じ格好は絶対にしたくない、とも言っていた。
「だいたい周りと同じような格好をしたがる人は観光客に多いから。取材しているとそれが一目瞭然なので、撮影する時にはそういう観光客が映り込まないように気を付けている」と長女曰く。
なるほどね。

一流ブランドなどを見ても、一般に店先に新商品が並ぶ頃には、そのブランド会社ではもう先々への流行に向かっているということだから、なるほどそういうわけね。

「今」という時間はだいたい地球上に存在しないしね。
時間はどんどん流れて行くわけだし。
そんな中で自分流の自分だけの個性やライフスタイルを大切にして生きて行くのがパリだけに限らず地球上どこでも、ね。