認知症高齢者に売りつけも 大手呉服店、違法販売で社長ら逮捕 (TBS NEWS)

youtu.be

こんなことはこの呉服店だけに限らず、日本国内、あらゆる場所において、高齢者を餌食にした商売や詐欺行為が日本では溢れ返っているだろうと、だいたい予想できる。

日本では認知症など非常に軽視されている社会だから、こうして何も知らずに判断できずに一人で暮らす高齢者は多いことであろう。
高齢者の運転事故にしても同様。
誰も周りで高齢者を見守る人がいなければ当然の展開である。

日本は高齢者人口が多く、だからといって日本政府も「世界一の長寿国」などとお目出度いことばかり言っていないで、ちゃんとした、世界から見た長寿国の手本となるような国家を作って行かなければれっきとした「世界一の長寿国」などとは恥ずかしてとても言えるものでは無かろう。
何処の国からも「日本政府はふざけているのか」と思われるのが関の山である。

だいたい高齢者になっても、今まで長い間暮らして来た家に、例えば家族と一緒に暮らして来た一軒家に独り暮らし、もしくは老夫婦でずっと死ぬまで暮らすのが日本では一般的だそうだが、自分の回りに子や孫たちが一緒に居るからこそ出来た生活であって、高齢者だけでの暮らしはあらゆる視点から見ても非常に危険極まりないのである。

それを何とも思わない、いつまでも元気元気!などと大いに勘違いしている日本人は非常に多く、ひょっとして日本国民の大半がそうだと思っている。
だって日本政府がそういう考えを国民に植え付けているわけだし、まぁ当然の成り行きであろう。

介護や認知症の認定が日本では基準が高過ぎるのだ。
つまり厳し過ぎるのだ。
人道・人権がほぼ無いと言ってもいい日本国家だからこその方針だろう。
だから今や日本は世界基準から見ても発展途上国に成り下がってしまったのである。
本当に、心底、日本国民として恥ずかしく思う。

確かに高齢者の安全な暮らしの視点から見れば日本は世界の中でも驚異的に遅れているし、はっきり言えば滅茶苦茶である。
やっと最近ではないか、普通の年金で暮らせるくらいのケアハウスが国内に次々と建てられるようになったのは。
今迄は、年金ではとても暮らしていけない高齢者用高級マンションぐらいで話にならず。

しかし、だ。
日本人は世界一賢い。
高齢者の安全をどうしたら守れるか、その程度だったらちょっと考えただけでもいろんなアイデアをどんどん産み出して行くような国だと私は信じている。
高齢者の医療にしても同様。
日本人には「気付き」さえあればもうそれだけでかなり発展して行くことが出来る、それだけの脳力を持った、それが日本人である。

今迄とは違い、インターネットなるものが誕生してからは世界の情報網が発達して、日本も海外の高齢者への対処、安全な暮らしを目指す生活様式などがどんどん日本に向けても発信され、良い意味で影響されている状況を、私は海外から見ていてとても嬉しく思う。

「さすが日本人!」と思えるような、優秀な日本国家になってほしい。


ランキングに参加しています。
にほんブログ村 海外生活ブログ 海外移住へ
にほんブログ村
にほんブログ村 海外生活ブログへ
にほんブログ村