ふと庭のシュガーメープルを見上げると、紅葉も後半を迎えようとしているのに気づいた。
今秋は、紅葉を観賞する余裕もなく過ごしていたらしい。
6月始め頃からなんだか心にぽっかりと穴があいたような状態だった。
そして、8月末と、つい先日と、尊い2人の若い命が立て続けに旅立って行った。
彼らを見送り、虚ろな日々の中でふと見上げると眩しいほどの紅葉だ。
人間は、旅立ったらどこへ向かうのだろうか。
シュガーメープルは、木によって紅葉の仕方も様々だが、黄色に紅葉するのは良質のメープルシロップが採れる種と言われている。
赤いのは観賞用、黄色はメープルシロップ用、みたいな感じです。
紅葉を写真に撮っても本当の色が出ないのはいつものこと。
プロだったらまだしも、自分のしょぼいデジカメではこの程度しか写せない。
ま、実物は、実際ケベックまで来てみることをお奨めします。
↑実際は燃えるようなオレンジ色です。
今日から数日間はインディアンサマーの予報。
