メープルバター

bec sucré

今の時期、ケベックでは出来立てのメープルシロップが食べられる時期。もう収穫の時期は終わったが、彼方此方の店先にメープル商品が並ぶ、メープルシーズンでもある。そもそもケベックは、メープル商品の名産地なので、年間通じて鮮度の高いものが買えるけどね。
メープル商品には、シロップ以外にも、メープルタフィー、メープルバター、メープルシュガーなどがある。当然、砂糖は入っていない。シュガーメープル(砂糖楓)の木から採取された樹液を煮詰めて → メープルシロップ → メープルタフィー → メープルバター → メープルシュガー と、段階を経て各製品が生産されるわけだ。

樹液の状態でも、もうすでに薄らとした甘みがある。
メープルバターというのは、メープルシロップを更に煮詰めた状態で、段々とバター状になることからメープルバターと呼ばれる。乳製品のバターが入っているわけではない。
このメープルバターを、スコーンにつけて食べると最高♪

こうして、甘い甘いメープルsweetiesなどを食べる時、よくケベック人たちは「Mmm…bec sucré」(ベック スクレ)と表現する。becと言うのは、くちばしという意味でもあるけど、人間の口、もしくは口先、唇なども指す。sucréは甘い。だから「甘い唇」って感じかな?官能的な表現として使われる時もあるけどね。
bec sucré



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