厳冬生活

真冬真っ只中にいます!

湖の氷の上に雲の陰が見える。




ケベックでは家の周りに高い塀を張り巡らしたりするのを禁じているところが多く、もし塀らしきものを作るとしても高さの制限があってとても面倒。
で、冬はご覧の通り、降り積もった雪がいつの間にか塀を築いている。

外の気温−20℃。
外に出るのがイヤなので、キッチンの窓から、わが家のエントランスを望遠撮影。
ちょっとでもシンクでお湯を使うと、こんな風にキッチンの窓ガラスが曇ってしまう。




夜の就寝中は、寝室以外の室温を18℃ぐらいに設定。
朝に起きて1階へ下りて来ると当然ひんやりとしていて、どんなに南から太陽の光がさんさんと入って来ても、室温は大して上がりもせず。
暖炉も冷え切って灰だけが残っている。
家具や壁やドアなどのインテリア類から立ち上る冷気が、これまた身体を芯から冷やしてしまう。
いつもの23〜25℃に設定しても、部屋全体が温まるまで、この厳冬期ではかなり時間が掛かる。
どんなに寒くても、日に日に太陽の位置が高くなっていて、日が長くなって来ているのは間違いない。
春に向かっているのは分かるんだけど、でも、やっぱり寒い。
だんだん歳と共に、越冬が辛くなって来ているのも確か。
この厳寒地で、すでに20回以上も越冬して来たので、もういいかな〜と思っている。