クレマチス

いつもこの時期になると、フランスの友人から花が送られて来る。
昨年のラベンダーを駄目にしてしまったので、今年はがっかり落ち込んでいると、「厳寒地だから仕方が無いよ」と友人。確かにケベックでは、あまりの寒さに溶けてしまう植物も多い。でも、これはやっぱり植物のことに関して無知な私のせいだ(泣
今年送られて来たのがクレマチス
もちろんフランスから直接送られるものではなくて、友人がケベックの植物園にオーダーするのだが、なんでもケベックではあまりクレマチスは人気の花ではないらしい。電話で応対したスタッフからそう言われたとか。うちに配達して来たスタッフも、ケベッククレマチスを植えるとは珍しいと言われた。デリカシーに欠けるケベックらしい話である。
そう言えば、確かに彼方此方でクレマチスを見るチャンスは無いようである。その植物園のスタッフ曰く「この花は、忍耐が必要なんですよ」と。大きくなるのにケベックでは5〜6年掛かるらしい。ケベックで育てるのは難しいということか。フランスではもう少し簡単なはずと友人。でも、クレマチスの大好きな私のために、こうして5種類のクレマチスを送ってくれた。
花がどんどん咲くのはこれからだそうです。

種類によって葉の形が違うのが面白い。




水色のクレマチスがあることを初めて知った。


白&ピンクの優しい色合い。


これは、小さい白い花を付けるそうだ。


もちろんケベックでの越冬は可能だそうだが、出来れば根元に何か多年草を植えて根の部分を守った方がいいと植物園のスタッフからアドバイスを受けた。もう少し暖かいところだったら、プランタボックスでも育つけど、ケベックでは地面に植えないと、冬に凍ってしまって結局は溶けてしまうらしい。
高さが3メートル、横幅が2メートルほどに成長するそうだ。
わが家が「クレマチスの家」になれるよう、今度こそ!駄目にしたりしないで頑張って育てよう。