愛しのコシヒカリ

今日は出掛ける約束もあったので、それまでシャワーも使いたかったし、夕べ洗えなかった皿洗い機も回さなきゃならないし、だんだんとイライラして来た。やっと昼過ぎに電気が入り、大急ぎで準備して出掛けて行った。
停電が復旧したら先ず第一にやらなければならないことは、地下室に下りて行って、井戸水タンクのポンプを作動させる。わが家は井戸水を使っているのだが、停電になると自動的に止まってしまうのね、安全のために。だから、トイレとか流せなくなっちゃうわけです。
これが作動すると、今度は温水タンクがカチッと電気が入り、再びお湯が出始めるわけだ。これら一連をすぐにやらないと、折角電気が戻って来ても、生活に支障を来たすことになる。


今日は、買い物をした商品を受け取りに知人の家に行かなければならなかったのだ。
ケベック在住の日本人たちが一団となって?和食材料を注文すると、トロントから送って貰えるのだ。今まで何度か誘って頂いているのに、真面目にオーダーしたのが今回が初めて。
方向音痴の夫が運転して行ったので、思いっ切り道に迷い、その辺で立ち話していたオジサン二人に道を尋ねたりしてやっと辿り着いた。ケベックに着たばかりの頃に住んでいた近所だ。だから土地勘のあるところなのに、夫は強烈な方向音痴のために、北に行くべき時には南へ、東へ行くべき時には西へ…の人なので、一緒に旅行なんかするとほんとに悲惨なんである。以前イスラエル国内を車で走っている時に、あんなに分かり易い場所なのにも関わらず、北のナザレに向かうはずなのに、一生懸命に夫は南下してベトレヘムを目指していた。「太陽の位置をよく見てよ」と私。「私が向かっているのは間違いなく北です」とのたまう彼の横顔を見て、とこしえに頑固な夫を持ったものだと、その時愕然とした思いは一生忘れない。
「大きな方向指示計でも車に取り付けたら?」と夫に憎々しく言いつつ、今年のクリスマスプレゼントは「コレ」にしようと心に決めた私だ。


味噌や醤油、めんつゆなどは、いつもたっぷり準備しておかないととても不安な私だ。
娘のためにカルピスも買った。

カレー粉でももちろんカレーライスは作れるが、日本のカレールーはやっぱり美味しいです。
餃子も12袋買った。「メイドインどこ?」と仲間たちと一緒に見ると、なんとカナダ製。ホッ(嬉!)

ケベックのスーパーマーケットでも割に美味しい米が手に入るが、たまには贅沢してコシヒカリを食べても罰は当たるまい。50パウンド(約23キロ)で5600円ぐらい。日本の相場と比べたらどうなんでしょう?
カリフォルニアで作られたコシヒカリだそうです。

わが家の一番大きなクーラーボックスがギュウ詰めになるほどの大きなアイスクリーム。最初、ペンキのバケツに見えた。小豆と抹茶の二種類ざんす。
12月下旬にやって来るフランス勢のためにも、クリスマスとお正月を考えてもっといろいろ買いたかったのだが、置いていない、もしくは品切れの商品もあったので諦めた。
次回の注文は2ヵ月後。リストには無いおかきやかりんとう、ほうじ茶、魚肉ソーセージ、麹味噌などをリクエストした。お餅とかもあったらいいね。新鮮な魚も今後仕入れる予定とか。う〜楽しみ〜♪