超省エネ生活

やれやれ、昨日節約のお話をしていたら、本当にあの後に超超超省エネな11時間を過ごすことになった。
11時間、電気の無い生活。
トイレも流せない生活さっ。
昨日の動画でご紹介した通り、ずっと続いた吹雪が夜になって更に酷くなり、真夜中にいよいよ停電。
すぐに回復するかと真っ暗な中、PCの前に座っていたのだが、一向に明るくなる気配無し。
「…またかよ」
年に2、3度あるこの長時間停電。
以前は、停電になっても、1時間ぐらいで回復したものだが、ここのところ信じられないくらい復旧するのに時間が掛かる。丸々二日間掛かった時もあったし。
仕方なくノロノロと炎を灯し、湖の周り一面が真っ暗になった外を見ていると、窓ガラスに映る自分の顔がボウッと光の中に浮かび上がってそれがとても気持ち悪く、そそくさとふて寝する他無かった。
「電気が点いたよ〜♪」と家族で喜び合っている夢ばかり見ては目が覚めて、真っ暗な現実に失望してまた寝る、の繰り返しで全然熟睡出来なかった。
ケベック州は、米国や他州にまで電気を送るほどの豊富な水力発電力を持っているところだ。それなのに、どうしていつも私が住むこの地域は、嵐になったりするとすぐに停電になってしまうのか。今回も、この停電被害に遭ったのは、湖一帯の地域だけだった。世帯数が500〜600などというと、ケベックはだいぶ手を抜くところがある。そもそも人口が少ないくせに、小さな人口を馬鹿にする傾向が強い。
ケベック州が、如何にも電力王国みたいな偉そうな宣伝だけは立派なHydro Québecケベック州の電力会社)。
威張り腐る前に、州民の電力生活の安全をしっかりと守ってほしい。