クリスマスへの想い

msnグルメより
http://gourmet.jp.msn.com/feature/recipe/happyrecipe/details15.htm


パンケーキのガトー、うちでもよく作ります。
小さな桃を皮付きのままスライスしたものを使うパターンが子供たちは大好きです。


レシピにも惹かれるけど、クリスマスに関して私と同じ感じ方してる人がいるって、ちょっと嬉しくなった。


ケベックに来たばかりの頃は、夫の親兄弟の家にみんなで集まるパーティーによく行ったけど、あんなに疲れるものって無いし、だいたいツマラナイので、子供が生まれてからは極力行っていない。それよりも、わが家でのクリスマスを優先している。


私の友達内で、肉食人種と私たち日本人は絶対に違うという話題によくなるけど、ほんと〜にその通りだと思うよ*1。エネルギーの源が違うって感じかな?あのいちいちオーバーなアクションに対応するのがほんとに疲れる。心から疲れる。だからパーティーなぁんていうと、もう大変!何時間でも続く大騒ぎ、馬鹿笑い、エンドレスの、しかも内容が全く以ってツマンネエ〜会話・・・欠伸を我慢するのに苦労します。ほら、人間って、絶えず心の中に言葉というか、想いがぽこぽこって浮かぶけど、それをいちいち口にするような会話ってこっちは多いような気がする。ね?お相手してたら疲れそうでしょ?日本人同士では、先ず有り得ない会話だと思う。


また、ケベック人にはこれ見よがしといった風潮があって、大昔のことだけど、私たち家族がもう最悪の状況の時に、夫の身内たちから思いやりのこれっぽっちも無い、自慢たっぷりの見せ付けをされて以来、私は彼らに近付くのを止めた。こっちの身内ってのは、もう誰が誰だか分からないくらいのすごい人数が集まるのね。「誰ちゃんのお姉さんのその旦那さんの叔母さんのその娘の元旦那の連れ子が・・・」なんて話ばっかりなのだ。プレゼント交換も、もう最後は吐きそうになるほどにツライんだよ。一人一人が開けたプレゼントをみんなの前で披露するの。これは、会社のクリスマス会でもやってるのをよく見掛ける。その度、「おお」だの「わお」だの言わなきゃならないんだよ。拷問だ、まるで。


例えば子供のいない人の前で、自分の子供を「私の可愛い天使」とか「私の世界一大切な宝物ちゃん」とか、聞いているだけでこっちが恥ずかしくなるような言葉で我が子を呼んだりするのだ。日本では考えられないような、というか見たこと無い表現には、最初心から驚いた憶えがある。今はもう慣れたから、「バーカ」って思うような人には極力近付かなくなったので、被害?も少なくなった。


あと私の年齢的なものもあるのかな?次第にワイワイガヤガヤのお祭り騒ぎが出来なくなって来ているのは確か*2
地味に静かに暮らすのが一番心安らぐの、私の場合。
だから今年のクリスマスも正月も、うちの家族5人で過ごす静かな時間、食卓には普段よりちょっとご馳走って感じ、だと思う。



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*1:いつものことだけど、例外もありますよ、例外も。

*2:ケベックには、「パーティー命!」の80、90代の元気な年寄りが多い。あの元気はやっぱり肉食から来るものなのだろうか?