日本人被害の路上強盗の発生

モントリオール日本国総領事館

〈以下、原文まま〉

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●11月12日(日)午後10時過ぎころ、Brossard地区(モントリオール市の東側に位置)のPanama駅近辺において、徒歩で帰宅中の日本人が男性5人組に拳銃のようなもので脅され所持金品を奪われる強盗被害が発生。
●発生場所周辺は街灯もなく夜間は人通りのほとんど無い地域であることから、人通りの少ない場所での夜間の一人歩きは避け、通勤、通学で夜間移動される際は、可能であればルートをランダムに変えるなど、被害にあわないための対策をとってください。

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11月12日(日)午後10時過ぎころ、日本人男性がBrossard地区(モントリオール市の東側に位置)のPanama駅から徒歩で帰宅中、後方から叫ぶ声が聞こえたため振り向いたところ、男性5人組が走って近づき、拳銃のようなのものを突きつけながら日本人男性の周囲を取り囲み、暴行を加えた上、所持していたカバンから旅券や携帯電話、財布等の貴重品を奪って逃走する路上強盗が発生しました。日本人男性に怪我はありませんでしたが、犯人は捕まっていません。

同じ犯行グループによるものかは不明ですが、被害にあった男性は、前日の土曜日にも同じ時間帯に同じルートを徒歩で帰宅途中、車に乗った男性グループから通り過ぎざまに何か叫ばれており、前日から強盗のターゲットとして目を付けられていた可能性もあります。また、発生場所付近は、夜間の人通りはほとんど無く、Panama駅を出ると街灯がほとんどなく暗い状況です。

一般に、モントリオール市(近隣の市を含む)は比較的安全な街と言われていますが、拳銃やナイフなどの凶器を使用した事件は他にも発生しており、決して油断はできません。在留邦人や短期滞在、旅行者の皆様におかれましては、今一度、以下の点にご注意ください。
○夜間の一人歩きは避ける。
○日中でも人通りの無い場所には近づかない。
○通勤や通学のルートは複数用意し、可能な限りランダムに使い分け、行動を予測されないようにする。

また、もし不幸にも被害にあった場合は、
○万が一、武器を突きつけられて金品を要求された場合は、絶対に抵抗しないで下さい。抵抗した場合、銃器、ナイフなど凶器で危害を加えられるおそれが非常に高くなります。
○相手の顔をなるべく見ないようにして下さい。(顔を覚えられたと感じた犯人が、口封じのため更に攻撃を加えてくる可能性があるため)
スマートフォンを盗まれた場合は、遠隔で初期化するなど悪用されないように予め設定しておくとともに、クレジットカードの緊急連絡先なども控えておき、直ちに利用停止措置を行って下さい。
○相手が去ったらすぐに周囲に助けを求め、警察に通報して下さい。

警察への通報と共に、当館にもご連絡をお願いいたします。

モントリオール日本国総領事館 領事班
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