おフランスなアタクシw

フランス、パリ在住を気取る元芸能人みたいな日本人女性は決して少なく無いが、その彼女たちが挙ってするのが「マルシェでのお買い物」。
フランスは歴史も美的感覚もあり、街の作りや景色もいちいち絵になって本当に素晴らしい国だが、生活水準だけは信じられないほど低く、衛生面においても問題は数限りなく。
まさにフランスのそれは発展途上国レベルであるのが残念な現実。
建物の基準一つにしても驚くほど低く、そのために水漏れなどが絶えず生じるわけだ。
そんなフランスで我々が絶対に利用しないのがマルシェの類。
衛生や入荷の基準などマルシェには有って無いようなもの。
何でも汚くて当たり前のフランス人たちの感覚では全く問題無い。
しかしその基準は世界の先進国の中では非常に低く、よって我々は基準を満たしているスーパーマルシェで買物するようにしている。
フランス語での発音ではスペールマルシェと言う。
つまりスーパーのことである。
スーパーでの基準はマルシェとは比べにならないほど高いので安心して買物ができる。
一流のシェフだってマルシェで買物するからと、ああいうおフランスな日本人たちは言うが、あんなのはシェフたちの閑潰しであって、実際には厳しいチェックをパスした専門業者向けの総合市場で仕入れる。
これは日本でも何処でも世界何処でも同じこと。
レストランで使う食材を一般人が簡単に買えるとしたらそれだけでレストランやシェフの価値が下がってしまう。
これも日本などと同様のこと。

日本でよく見掛ける、農家や製造者たちが売っているマルシェ、道の駅など至る所で見掛ける新鮮な野菜など、あれとフランスのマルシェは全く違う。
日本で農家の人々が直に売っている野菜は果物、その他の商品などなど、あれは本当に素晴らしい。
八百屋さんで売られている商品の方がスーパーよりも安いこともよくあるし。
日本はフランスとは全く違う。