3月に入ると、各所でcabanes à sucre（シュガーシャック）が始まります。
シュガーメープルの樹液が出て来ると、長い冬も終わりという意味のお祭りみたいなものです。
ところが実際は、樹液が出て来るのはまだ先のこと。
特に今年は日中の気温がなかなか上がらず、まだもう少し時間が掛かるそうです。
だから、マルシェといえども、今現在店頭に並んでいるのは昨年採れたメープル商品です。
味は、昨年のものでも全然変わりがなく美味しいですが、もちろん我々は、今年のメープルシロップが出て来るまで待ちます。
マルシェの中にもありましたよ、cabanes à sucreが。
きこりさんが2人で使う鋸が飾られていました。
わざわざシュガーメープルの林のある田舎まで行かなくてもこうして街中でもcabanes à sucreが楽しめるわけです。
飾りに使われている白樺の薪やヘラジカの角がかっこいい。
美味しそうな湯気まで写真に写り込みました。
ベーコンや卵料理、クレープ、メープルシロップで煮詰めたソーセージやハムや豆料理などなどなど。
毒々しい色のマカロン。
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