本日はバレンタインデーなので、甘〜いお話を!
【娘のイザベルが学校から貰ってきた学校連絡】
この〈La cabane à sucre〉の文字がお目見えすると、春がやって来た証拠なのだ。
そう、メープルシロップの季節がやって来たのだ。
春先になると、砂糖カエデから樹液が出て来る。
それを煮詰めるとあのメープルシロップになる。
これは学校行事の連絡、子供たちに今年最初のメープルシロップを食べてもらいましょう、という企画で、
毎年同様の行事であり、ケベックの子供たちはこれを楽しみにしている。
今回はピエロさんのグループが来校します。
彼らのページをご覧下さい。
http://www.logicoclown.com/
全部フランス語だけど、〈Cabane à sucre mobile〉というところをクリックすると今、私がここに書いている様子が映像(動画ではないけど)で見られます。
ついでにケベックの民謡も聴けま〜す!!
この行事の最大のクライマックスは、〈Tire sur la neige〉といって、雪の上にメープルシロップをもうちょっと煮詰めたものを少しずつ流していくと、飴状になり、これを小さな棒にクルクルと巻きつけて食べる。これは自分の家でも作れるので、
私はいつも観光中にこの作り方を皆さんに説明している。
メープルシロップを小鍋に入れてしばらくとろみがつくぐらいに煮詰め、それを雪かクラッシュアイスをギュッと固めたところに少しずつ流していくと出来上がり。
ギュッと固めるその理由は、ススーッと雪の中にシロップが浸み込んでしまうをの防ぐため。
わが家では毎年、庭の砂糖カエデから樹液を採取しているのだが、子供たちは棒の代わりにフォークに飴状になったものを巻きつけて食べる。
ケベックのメープルシロップ生産量は、世界のほぼ9割を占めている。