夕べは張り切って餃子を作った。
なにしろ我が家は大家族なので作る量が半端じゃない。
日本のように美味しい餃子が市販されていれば迷わず買うところだが、こちらにそんなもの売っていないので、どうしてもお尻叩いて作る他ない。
料理と掃除が死ぬほど嫌いな私がここにいます 霹靂火
って即席俳人となった私、「やめてくれよ」と叫ぶ息子が横にいる。
一時期、餃子もどきのようなものがCOSTCOに売っていたのだが誰も買わないのか瞬く間に無くなってしまった。
キッコーマンの醤油大瓶入りも同様、和風ドレッシングも同様。
まったく立腹である！
いっその事、このケベックの中に飛び地のように【日本国】を作りたいものだ。
そこにはラーメン屋、回転寿司屋、焼き鳥屋、蕎麦屋、洋食屋（欧米人の食べる洋食ではない）、駄菓子屋、居酒屋（村さ来とか養老乃滝みたいなのでもう充分）、おでん屋、田楽屋（会津若松にあるような）、カラオケ、お好み焼き屋（たこ焼きも）とかがズラーッと並んでいて、日本のスーパーもあって、弁当やおにぎりやお惣菜が買えて当然！図書館と、古本屋と、本屋があって、100円ショップがあって（モントリオールの‘バンザイ’なんかじゃなくてもっと本格的なもの）
日本のテレビ番組とか映画とかのＤＶＤ専門店があって
特にそこでは古いテレビドラマなども網羅していて全部ＤＶＤ化していて
日本の楽曲もジャンルを問わずに置いてあるＣＤショップがあって
着物屋があって、そこでは着付けとかレンタル（男性用や子供用も）とかあって、写真撮影もしてくれて
シャギーや「梳く」（ケベックの美容師たちはこの意味たるが解ってな〜い）のが出来る、日本人の美容師がいる美容室があって
そこではネイルアートとか美顔術とかマッサージ（日本の按摩が私はほしい！）とかもやっていて（ケベックでのあんなただ触るだけ〜なんて半端なのじゃなくて！！！）
温泉旅館があって
嗚呼、キリが無〜い！
しかし、こうして書いてみると私の好みが、はっきりと手に取るように分かられてしまうな。
「高級割烹料理屋」とか「高級寿司屋」とか「料亭」などの言葉が並んでいないということは・・・
「古いテレビドラマなども・・・」というところでは私がいかに『高原へいらっしゃい』とか『ありがとう』とか『金妻シリーズ』が好きかバレてしまったではないか。
『高原へいらっしゃい』は田宮二郎サマ（日本人俳優の中で私が一番愛するお方）主演シリーズの方である。そう、「ばっちゃん」の方よ！
これにはとってもミステリアスな話があって・・・
