もったいない

これは私の口癖かもしれない。だから子供たちも口癖になっている。
≪msnの節約アドバイスが面白い⇒ココから≫
よその子供が我が家で食べ物を平気で残したりするのを、うちの子供たちはどうしても許せないようだ。
ごはん粒なども最後まで食べる。そのせいか皿洗い機に入れる時、いちいち食べかすを処理する必要も無くてとても楽だ。赤ちゃんの時から「きれいに食べる」「物を大切に扱う」「うるさくしない」ことを厳しく教え込んで来たつもりだ。よく他所の家の親たちから、どういう教育をして来たのか?と訊かれることがある。教育なんてしてない。そんな偉い母親でもないし、私は。自分の都合の好いように育てただけである。
お弁当を残して来ると子供たちはこっそりゴミ箱に捨てる。でも子供のやっていることだ、すぐに私に見付かる。私が何も叱ってもいないのに子供たちは(25歳の長男の場合、子供の時)「ごめんなさい」と言ったり、泣いたりする。「もったいないというのが分かればいいよ」を私は言うだけで、反省している子供を叱ったりなど決してしない。叱るどころか「もったいないという気持ちがあるのは素晴らしいことだよ」とすごく褒める。だって私も嬉しいもの。
長男がまだ小さかった頃、友達親子と一緒に旅行に行ったことがあるが、その友達の子供というのが異常にうるさくて辟易してしまった。それも友達は決して子供を叱らない。のびのびした人間に育たないから、という不思議な理由からだった。ま、他人の自由だから、私は別に意見しなかったが、あの劈くようなガキの叫び声といい、食卓で手当たり次第に手を付けるすんげえ作法といい、ほんとに大きな迷惑だった。二度とその親子とは旅行に行かなかったけど。友情も何となくそれ以来希薄になってしまった。だって価値観の違う人とは友達にはなれないし。
赤ちゃんの時から訳も無く泣いていると私は「うるさい」と言って睨んだ。赤ちゃんと言えども親の表情をじっと見るものだ。怖い目つきをすると理解出来るのだ。だから叩いたりしなくても、怖い目で睨み付けるだけで大人しくなった。今でも聞きわけが無い時は睨んだり、白目を剥いたりする(私の得意技)。それだけで子供はどうして自分が悪いのかを子供なりに考えるようだ。 【考える】 これは頭の訓練にもなりますよ。お陰で子供の成績で悩む親には一度もなったことが無い。有難いことだ。
親孝行の3人の子供たちよ、生まれて来てくれてありがとう。