不思議に思うこと

日本のドラマを観ていて驚くのが、男性が、女性の手をいきなり引っ張ったり、
いきなり女性の腕をむんずと掴まえたりしながら、どこかに連れて行こうとする行為。
確かに、思い起こしてみると、日本にいた時は、いきなり男性から腕を掴まれたりすると、
後になって腕を見ると、紫色の跡が付いていたりすることがあった。
で、引っ張られる日本人女性の方も満更ではなく、「あ〜ん、どこに行くんですかぁ〜」と
それに甘えて結構嬉しそうにも見える。


西洋人の場合、男性に限らず、人をどこかに促す時は、軽く肩や腕に手を添えたり、
どうしても手を取りたい時は、先に立って手を差し出したり、腕を貸してくれたりするのが一般的。
恋人以上の関係であれば、肩を抱きながら「一緒に来てもらえますか?」と一声かけて来るし、
どんなに親しくても、いきなり引っ張られるということは先ず無い。
いかなる場合でも、引っ張られるのではなく、あくまでもエスコートされている感が強い。


とにかく相手の身体に触れるのは最低限に止めるのが普通。
男性が女性の身体に触れるのは尚更のこと。
「頭ポンポン」なんてとんでもない。
親(大人)が子供の頭に触れることもしない。
頭は一種の聖域みたいなものだからね。


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