メープルタフィーとメープルバター


フランス語でtire d'érable(ティールデラブル)とbeurre d’érable(【bœːr】*1デラブル)。
メープルシロップとはまた違って、日本ではめずらしいので、お土産にすると喜ばれるらしい。
ちなみに私は、メープル商品はいつも八百屋さんやマルシェで購入する。
一番安くて新鮮。




これがメープルタフィー。
メープルシロップの次の段階。
つまり樹液をどんどん煮詰めて行くと、シロップになり、次にはタフィーになる。

丁度はちみつみたいな風合い。


思いっきりブレブレの動画をど〜ぞ。


タフィーを、小さな容器に少しだけ入れて冷凍庫でちょっとだけ冷やすと、簡単にメープルキャンディーが作れる。
子供たちが小さい頃は、よく外からきれいな雪を持って来て、その上でキャンディー作りをしたが、
メープル業者たちが安全上、天然雪ではなく、人口雪や人口氷を使っているのを見て、私もあまり天然は使わないようにしている。
ま、いずれにせよ、冷凍庫で冷やすのが一番簡単だし、雪が無いところでも作れるし。
かき氷にかけると、食べているうちからどんどんキャンディーになって行く過程が面白いかも。

光に翳すときらきらきら:D
琥珀のような美しさ。

快晴で暖かく見えるけど、実際の気温は−14℃…




で、更にタフィーを煮詰めて行くと、透明感がなくなって来てバターのようになる。
つまりメープルバターの完成。
だから、このバターというのは、乳製品のバターではなく、バター状になったものという意味。
乳製品のバターと混ぜて食べるのもいい。

パンやクレープにぬったり、ケーキにサンドしても美味しい♪
クッキーにサンドするとメープルクッキーの出来上がり。
りんごのスライスに添えて食べるのもお勧め。
メープル商品の魅力は、後に残らない爽やかな甘さと香り。




まだちょっと時期的には早いが、メープルのシーズン到来を感じさせるスーパーマルシェの広告。


余談ですが…
人気のフォンデュに関する商品がいろいろある。

ケベックでは、オイルフォンデュよりも、最近ではブイヨンフォンデュが人気。
もちろんデザートは、チョコレートフォンデュで:D

*1:カタカナ表記が困難な単語は音声記号で表記します。