制服

今年の秋、つまり新学年から制服が娘の学校に導入される。
幼稚園から長年制服の生活を送って来た私にとっては、私服への憧れは尋常じゃなく、どうして今更制服なのだ?と実に面白くなかったのだが、ケベック州教育委員会での決定らしく、反対してもどうしようもないと分かって断念?降参?することにした。
制服の注文には3日間が費やされ、苗字のアルファベット順に、指定された日に学校へ出向いて、そこで各自注文するというシステムだ。
そのアルファベット順とは、こんな感じである。

いかにもフランス語圏の苗字並びだ。


もちろん指定された日が無理であれば、他の日に替えられるけど、混乱を避けるためにもなるべく万障繰り合わせの上来場するようにとのこと。
秋以降、追加注文が2週間毎に可能らしい。


ちなみに、これが制服の値段リスト。
(1カナダドル=92.899916円)
女子用。

女子・男子用。

男子用。




さて、会場は学校の体育館。
先ず入り口のところで名前の確認が済むと、30人の生徒ボランティアさんたちがそこに待機していて、1人の生徒に1人のボランティアさんが制服リストを持って付いてくれて一緒に会場へ。
入り口には、制服のモデルが並んでいた。
おや、想像していたよりも、色も仕立てもデザインもいいではないか。
ちょっとこれで私も一安心。

各自用意された小さなレセプションに座ると、ボランティアさんが対座してデスクの上のファイルを元に詳しく説明してくれる。

会場の真ん中には、いろんなサイズ、デザインの制服モデルが置いてあって、希望のものをボランティアさんがいちいち運んで来てくれる。
で、それを持って試着室へ。

試着室も、体育館に作られた即席のものだったけど、タータンチェックの布で作られていて可愛い。
女子の場合、シャツブラウス、ポロシャツ、スカート、ズボン、ジャケットなどの組み合わせを好きなように選べる。
色は、白、紺、ベージュ、ダークレッドの4色。
購入商品が決まると、リストを持って会計へ。
そこで代金を払って終了。
会計デスクもタータンチェック

しかしそれにしても、今時の制服というのは、腰パンじゃないけど、殆どが腰で穿くんですね、スカートもズボンも。


ところで、普段から学校というところは、こういう何か催し物でもない限り、なかなか構内に入るチャンスも無いのだが、久し振りに見る構内、長男や二男の時とはだいぶ様変わりしていた。
構内の正面ロビーにて。

以前には無かったこんな立派なビリヤード台がいつの間に出現していて驚いた。