amiamiアフガン物語

太い棒針とかぎ針を買いました。
アフガン用とかじゃなくて、普通の編み棒です、これらは。

こんなに太いとまるで指編みのような仕上がりです。
ケベックには、日本のユザワヤさんみたいな大型手芸専門店が無く、毛糸専門店というのもありません。
それでも、方々に散らばっている毛糸売り場を回ってみて、それなりに新しい発見もあります。
アフガン編みのための編み棒は見つからず。
親切な店員さんがいたので、ケベック市内どこかでその編み棒を見たことがあるか?と訊いてみると、一度だけ見たことがある、と。
なんかすごい希少なものみたいね、ここでは。
で、その店員さんに教えてもらった店に行ってみると、画材屋というか何というか、トールペイントの教室もあって、とてもユニークなところ。
毛糸は?・・・あ、ありました。
小さいけどちゃんと毛糸のコーナーがありました。
でも、店員らしきのがいない。
先客の女性二人も、「店員さんがいないんですよ」と困り顔。
だいぶ暢気な店のようだ。
すると突然奥の方から若い青年が「ボンジュール!」と爽やかな笑顔で登場。
え!?こんな青年に編み物のことなんか訊いても大丈夫だろうか。
増してやアフガン編み棒なんて・・・
案の定、「僕はあまり編み物は詳しくないのですが」とのこと。
なんだか不思議な店。
「長いかぎ針?はて、何のことだろう?」なんて首を傾げているではないか。
諦めて店を出ようとすると、「あ、待って下さい。もしかしてこれのことかな?」と、その毛糸コーナー棚に青年は駆け寄ると、棚の下の方から箱を出して来て、「この中にその何とかっていう編み棒ありますかね?」と。
箱の中には、いろんな形の編み棒が雑多に放り込まれていて、「なんじゃこりゃぁ」状態。
するとちゃんと値札の付いた袋に入ってあるではないか、アフガン編み棒が。
太さは一種類のみ。約320円。

これでもまだ私には細いくらいだ。
と、母に言うと、数日前に母がアフガン編み棒一式を送ってくれたのだが、母曰く、送ったのは全部私から見たらまるで「爪楊枝」のような細さだろう、とのこと。
試しにこの買った編み棒で編んでみたが、6段ぐらいで何だかイヤになって来てしまった。
しかも、毛糸がクラフトヤーンという油の含んだ糸で、つまり防水加工してあるので、バッグなんかには最適ということで選んだのだが、なんかこうファイバーっぽくて、頗る編み難い。
こんな糸でいきなりアフガン編みだもの、編み目は落とすわ、よじれるわで、目はしょぼしょぼ、頭はずきんずきん。
で、買って来た太いかぎ針を使ってアフガン編みをしてみたら、まあなんとか続けられそうなので、編み棒の長さは当然無いわけだけど、なんとか調整して編むことにした。

イヤなら諦めて他の編み方でもすればいいものを、何といってもアフガン編みは伸びないので、この編み方でせめて一つはバッグを編んでみたいのだ。
ということで、非常に原始的な手付きで編んでおります次第。




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