冬の暮らし 2


先日、同僚とメールで話していて、冬場は、缶詰や冷凍食品だけで家から一歩も外に出ずに暮らすことが出来るんだけど、家族がいるからそうも行かないという話になった。
これすなわち「冬眠」、ですね。
そんな生活耐えられないと言う人の方が圧倒的に多いと思うが、私は小さい頃からの巣篭もりちゃんなので、やろうと思えば全然問題なく出来そう。
もちろん、ケベックみたいな厳寒地に住んでいるからこそ出来ることであって、茅ヶ崎やパリで暮らしていたらちょっと無理な話かも。
しかし、よくもこんな巣篭もりな性格で今の仕事が続いているものだと我ながら不思議に思う。
私は実のところ病的なくらい内向的なんですよと人に話すと、あはははと一笑に付されるのが常だ。
どれだけ自分に鞭打って外に出て行ってるか、なんて誰にも分からないと思う。
冬になると、そんなストレスが溜まりそうな仕事からも解放され、自分の好きなように生活していることが、果ては健康状態にまで影響を及ぼすらしい。
皮下脂肪がついて寒さに強くなって来た途端、冬になると身体の調子がいいくらいである。
今の私にとって、冬が一番ストレスの少ない季節かも知れない。数年前には考えられないことだったけど。