記念日

今日は、ケベックの記念日。
建立されたとかそういうのじゃなくて、ケベック守護聖人である洗者ヨハネの記念日である。
特別なことはしないけど、夜の10時ぐらいから、デッキに出て、辺りの音に耳を澄ましてみた。

もちろん、街の中心地では、戦場公園などが大きなお祭り会場となって大変な賑わいだが、ローレンシャンの山の中は至って静かだ。
それでも時々、彼方此方から花火の音がする。
人々の歓声や音楽などが小さく聞こえて来る。

でもそれも、この夜の闇に吸い込まれて行くように、また静かになる。
今にも降って来そうな星と、森の中を飛び回る蛍がきらきらと美しく。
何の工夫もせず普通に撮っても、こうして星が撮れるくらい。
(部屋を暗くして、写真を拡大すると星がもっとよく見えます)

今日は、めずらしく暑い一日だった。
これまで、なんだか勢いに欠ける植物たちが、俄然元気に生き生きとして来た。
夕方に庭を見渡すと、なかなか咲かなかった花も咲き始めていた。
よかった♪やっと夏が来たようだ。
ずっと迷っていたデッキ用のテーブルセットを新調しようと決めた。


二男のフレデリックは、今夜の11時からオールナイトでレストランのアルバイトだ。
今日はケベックの記念日ということで、お給料もいつもよりだいぶアップされるらしい。
意気揚々と出掛けて行った。
調理場で使うシャツ、ズボン、エプロン、帽子を、仕事の後にうちで洗うのだが、それが凄まじいほどの油で、とても他のものとは洗えないし、乾燥機で乾かすのも危険なくらいの油が染み込んでいる。以前に、息子さんがケンタッキーでアルバイトしていた友人も同じことを言っていた。