子供優先

『わらにもすがりたいGMの救世主?リキシャ風新型セグウェイが登場』
msnのニュースにこんなタイトルが付いていた。
http://car.jp.msn.com/motorshow/2009_newyork/photo/car/gm_gm_segway_01.htm


わらにもすがりたい、とは確かにそうだろう。
GMいよいよ倒産か?」のニュースはケベックでも日々流れている。
わが家では、二台ともGMなので、倒産されると当然不安。特に私のチビ車は、チビのくせにタイヤだけは特殊なモデルらしく、GMでしか買えない代物なので、倒産されちゃったらどうしたらいいのか。それにしても、なぜあんな対応の難しそうなタイヤしか使えない車をGMは造ったのか?此方で暮らしていると、脳みそがちゃんと頭に入っているのだろうか?というどうしようもない存在に結構出くわす。
それにしても、こんなリキシャ風な車が、北米の高速道路を走れるのだろうか。あまり小さな車は、大型トラックなどの至近距離にあると、フワッと吹き飛ばされる感があるとも言われる北米の道路事情。まあ、これはあくまでもモデルだろうから、こんなリキシャそのもので高速道路には出て行かず、それなりにデザインされるのだろうが、最高速度はどのくらい出るのだろうか。大きな荷物や、ましてや子供なんか乗せる場所もないわけだよね、これって。例えば、子供がいる家庭なのに、持っている車があの二人乗りのスマートだけというのも、私にとっては不可解なことだ。
子育て中は特に、子連れで移動することで頭がいっぱいなはず。たとえ子供が成長しても、(法律上は)18歳までは親の管理下にあるわけだから、車種を選ぶ時にも、先ずは子供優先で考えるのが普通だろう。二台目、三台目ともなればまた話は別だけど。
ブログ友達が、日本に里帰りする期間のことでも、ベビーカーなどの心配を書いておられたが、本当にまったくその通り。私も同様だった。子供が同行出来ないところは、いつも行くのは諦めていた。子供たちと絶えず一緒に歩んで来た生活は、今こうして思い返しても愛おしい。どこに行くにも、必ず子供たちと一緒だった。地下室に子供たちの使ったベビーカーが置いてあるが、いろんな思い出があってとても処分出来ない。たとえ子育てが終わっても、二人乗りのリキシャみたいでは、何となく落ち着かない、乗り心地の悪いものに感じるのは私だけなのか。