ka-bu-ka-bou

ケベックには、日本で言う蕪が無い。
ま、辛うじてこれが一番蕪に近いかな?

rabiole(ラビオル)という野菜だ。
シチューや味噌汁にもよく使うし、薄くスライスして漬物にすることも。
ただこれが新鮮なうちは、かなり香りが強い。これが私はダメで、しばらく冷蔵庫の中に放置しておいて、ちょっと表面がフニャっぽくなって来たら料理に使うようにしている。その状態になると、甘みといい、柔らかさといい、日本の蕪にちょっとだけ近くなる。このラビオル、ケベックでは特に厳冬期に食べると身体を温める働きがあると言われている。
chou de siam(ケベック人たちは「シュツィアム」と発音する)というもっと大きな蕪っぽいのもあるんだけど、色はオレンジで、シチューなんかに入れるときれいなんだけど、香りがこれまた凄まじい。皮を剥いたり、切っているうちに気分が悪くなるので、ケベックに来てまだ一度しかこれを手にしたことがない。どんなに薬だと言われても、食べるのは本当につらい。
大根は最近ケベックでも普通に売られるようになって来た。以前は、大根おろしを食べたくなると、ラディッシュで代用していた。色はきれいなピンク色で、味は限りなく大根おろしに近いように感じたね、私には。



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