もうすぐ106歳!

今度年が明けてまもなく祖母が106回目の誕生日を迎える。
先日母が老人ホームで会って来たそうだが、まだまだ生きそうだ。
だいぶ痩せたとは言っていたがそれでも体重が45kgほどあるらしい。
決して骨と皮ではないのが素晴らしい。髪の毛も白髪の中に黒髪がたくさんあるそうだ。
肌は艶艶と輝き、ちゃんとダイニングにて皆さんと揃って食事をするそうで、全部自分一人で補助無しで食べる。孫の中ではたった一人の海外在住者の私を心配していたと聞いて心から驚いた。
そして、更に驚いたことには、ケベックの老人ホームに居る私の父をも心配していたというのだ。
74歳の父が106歳の祖母から心配されるなんて・・・父もしっかりと生きなければ、ね。


そうそう、母が聞いて来た話なんだけど・・・
祖母と同じ部屋に100歳の女性が入所して来たそうで、この人は一日中、タオルに石鹸を擦っては洗い、擦っては洗いを洗面所で繰り返しているそうな。
夜になると、独り寝をとても淋しがる老人が多いそうで、そういう時は、老人ホームの職員が添い寝(ベッドの下に布団を敷いて寝る)してくれるのだが、その100歳が入って来た時、職員が淋しかろうと「おばあちゃん、私が添い寝しましょうか?」と訊いたら、その女性職員に向かって「とだったらいいけどね」とその100歳がいやにはっきりと答えたそうだ・・・彼女もまだまだ生きそうだ。祖母に恐るべきライバル出現か?
・・・う〜ん、48歳にして枯れてなんかいられないなぁ。